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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第13話 あらすじ

2020年02月05日 18時39分17秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「黒幕の正体」


宦官の入れ墨を捜し始めた六喜。体を洗っていた馬忠賢に湯を持っていった六喜は、何かを探っていることを気づかれ捕まる。その時、六喜は馬忠賢の腕にある入れ墨を見る。

六喜は拷問を受けても何も話さない。しかし持っていた入れ墨の図を描いた紙を見つけられてしまう。「こんな物で私を探ろうなど考えが甘いぞ」と言う馬忠賢。


第四皇子・胤禛が慧能大師の偈を読みながら体を動かしていると年姝媛が来て見られてしまう。くすりと笑いながら詩の続きを言う年姝媛。胤禛が気まずそうに好きなのか聞くと、頷いた年姝媛は「幼少より多くの書物を読み、慧能大師の偈分も詠みました」と答える。
年姝媛が来たのは、入れ墨について何か分かったか尋ねるためだった。六喜からの報告がまだのようだ、待とう、と胤禛が話した所に瑶君が来る。
「六喜が調べていて馬殿に捕まり、慎刑司に送られたようです」と話す瑶君。3人は六喜を救出に行く。


弱っている六喜を救出した胤禛たち。六喜は馬忠賢の腕に同じ入れ墨があるのを見たと胤禛に伝える。


恵妃が「ウルグンの傷はひどいのね。何日も経つのに目覚めないのでしょう?」と馬忠賢に言う。「喜ばしいことです。ウルグンが死ねば、皇太子の地位は第一皇子のものになります」と言う馬忠賢。動悸がするという恵妃のために、馬忠賢が百合棗亀湯を取りに行こうとする。その時、康熙帝、胤禛、栄憲公主たちが来る。

胤禛が馬忠賢にウルグンを射た件の黒幕であろう?と言う。そして康熙帝に「数日前、長春宮の敷地内で5人の死体が見つかり、どの死体にも右腕に同じ入れ墨がありました。そして調べた結果、馬忠賢の右腕にも入れ墨があると判明したのです」と話す胤禛。馬忠賢は濡れ衣だと言い、自ら袖をまくる。そこに入れ墨はなかった。

胤禛は証人として李黒闇も呼んでいた。連れてこられた李国安は「全てお話ししますから、どうか命はお助けください」と康熙帝に頼む。正直に話せば死罪にはせぬ、と康熙帝が言い、李国安は馬忠賢に指示され、皇太子を陥れるべく私が殿下の矢を密かに入手し仲間がウルグンを射たと話す。そのあと馬忠賢が5名を殺し私まで殺そうとしたと。それでも馬忠賢は無実を訴える。

「私が証明しましょう」と言う栄憲公主。栄憲公主は月剣草という草の汁を皮膚に塗ると、あざや入れ墨を一定の時間見えなくできるそうですと康熙帝に話し、馬忠賢の入れ墨を見えるようにする。「父上、馬忠賢の他に首謀者がいると思われます。宦官が自身の考えで皇太子を陥れるとは思えません」と言う胤禛。急いで恵妃はひざまずくと「私は 何も知りませんでした」と言う。

馬忠賢は「全て私が1人でやりました。日頃から皇太子は横暴な振る舞いが多く、侮辱されたことがあるので報復したかったのです。恵妃様は関わっていません」とかばう。康熙帝は馬忠賢を3日後に午門で斬首に処すことにし、目配りの足りなかった恵妃は謹慎3月(みつき)と俸禄停止1年とする。


斎宮から出られた皇太子・胤礽は、胤禛と年姝媛と一緒に酒を飲む。「宦官が報復するとは驚いた。重陽の節句の時、叱ったことを根に持っていたのだな」と言う胤礽。胤禛が「兄上は今後も用心するほうがいい」と言い、年姝媛も「横暴な言動は慎むべきです」と話す。

胤禛がその場を後にし、胤礽が周りにいた者たちを下がらせる。「陛下は今まで何度も襲われました。撃鞠では蹄鉄に小細工され落馬しましたね?」と言う年姝媛。黒服の男に行き着いただけで解決には至っていない、そのあと納蘭殿を襲い殿下も責められた、今回は馬忠賢が手下を使って殿下を陥れたのです、と。子供の頃から人に妬まれることに慣れている胤礽は、不穏なことが次々と起こるのもあまり気にしていなかった。

年姝媛は、殿下は出る杭、撃鞠の時にお命が狙われたのは皇太子という地位のためです、納蘭殿の件では殿下の名声が傷つき憂いを残しました、ウルグンが射られたのも入念に錬られたはかりごとで皇太子の地位が狙われたかと、今後は慎重に行動して敵に隙を与えないことです、と話す。「私はよき軍師を得たぞ。私を危機から救ってくれた。褒美を取らせよう」と言う胤礽。年姝媛が「真面目に言っているのです」と言うと、胤礽も「私も真面目だ」と返す。そして「褒美をやりたい」と言って、胤礽は口づけをする。


徳妃が庭にいると胤禛が来る。ため息をつき「今回は恵妃を追い落とせると思ったのに。陛下が恵妃に対して未練を見せるとは意外だったわ」と言う徳妃。胤禛は「違うと思います。父上が恵妃をあの処分にとどめたのは、納蘭家の権勢を考えたのかと」と言う。例えばひょうたんを水に投げ込み力任せに沈めようとしても手を離せばすぐに浮き上がってしまう、でも、ゆっくり時間をかけて水を中に入れてやれば、おとなしく水底に横たわっていてくれると。徳妃が「そのとおりだわ」と言い「“ 一歩 引いて忍べば 空は青く 心は穏やか”です。耐え忍ぶことを私は母上から学びました」と言う胤禛。


恵妃はこっそり牢獄にいる馬忠賢に会いに行く。もう、そばにいることができない馬忠賢は「どうかお体を大切にされてください」と涙を流す。「私のそばにいたせいで、こんな結果になった」と心を痛める恵妃。馬忠賢は「恵妃様のためなら何でもできます。ただ胤禔様が皇位に就くそのお姿を見られないのが心残りです」と話す。恵妃は「安心して。何をしてでも私は胤禔を玉座に就かせる」と言う。

宮中に入る前に馬忠賢からもらった玉佩を恵妃は取り出す。「皆が寝静まった夜にこれを見ては、2人で過ごした時を思い出してたわ」と言う恵妃。恵妃は今まで苦しめていたことを詫びる。当時、恵児を妻にしたかった馬忠賢。しかし恵妃は陛下に逆らうことはできず宮中へ。恵妃は泣きながら「たとえ来世でも、もう会わないわ。あなたが苦しむ」と言う。
昔と同じように馬忠賢につかまれた手を離し行ってしまう恵妃。恵児を忘れられなかった馬忠賢は、宦官となり、これまで恵妃に仕えていた。


台湾の鄭経の配下・劉国軒が福建沿岸に侵攻したと索額図が康熙帝に報告。索額図は浙江、広東、福建の民が戦乱で苦しまぬよう和議を結ぶべきだと言う。しかし納蘭明珠は、漳州、泉州、潮州、広東、恵州はすでに敵の手に落ちており、鄭経からの無理な要求が予想され、その地で暴れられたら民が苦しむことになると反対する。

鄭経は島を根城にしているが、清朝はそれに対抗できる水軍を持っていない。年遐齢は姚啓聖なら海戦が得意で、福建総督にすれば海澄の奪還も可能だと話す。先帝は“法を守らず反抗的。傲慢で身勝手”だとして姚啓聖を官位剥奪のうえ辺境に行かせていた。「二度と登用するなと仰せでした」と言う索額図。悩んだ康熙帝は、時が経てば人も状況も変わると言い、姚啓聖を改めて登用すると決める。「姚啓聖を呼び戻すべく、朕は明日、東北へ発つ」と言う康熙帝。皇太子に留守を任せ、索額図、納蘭明珠、年遐齢に執政を補佐するよう命じる。


六喜に薬を煎じて持って来た瑶君。瑶君に甘える六喜を見た第八皇子・胤禩が「何をしている」と瑶君から六喜を放す。「胤禩様、ひどいわ」と瑶君が言うと「そなたに手を出していた」と返す胤禩。瑶君は「私には弟です。誤解しないで」と言う。
六喜の傷口が開き、瑶君は薬をもらいに行こうとする。胤禩は「大丈夫だと本人が言ってる」とそんな瑶君を止め「面白い場所があるんだ。行こう」と誘う。

胤禩の手を払い「誰のせいで傷が開いたと?あんまりです。ひどいわ」と言う瑶君。胤禩は怒って出て行ってしまう。六喜は追いかけるように言うが「住む世界が違うわ。しょせん無理なのよ」と瑶君は話す。


尋芳閣へ行った胤禩は、南屏に「女子の心を知りたくば、共に喜び、共に思いをはせるべし。相手の気持ちを想像するのです。もし宦官に優しくしているなら、それなりの理由があるのでは?」と言われる。


ーつづくー


胤禛が体を動かしながら詩を読んでいたのがツボ。
何度か繰り返して見ちゃった(≧▽≦)
まさか年姝媛に見られるとは思っていなかったよね。
普段はすごく真面目なのに、胤禛も実は面白いキャラなの?

六喜が痛々しくて(;д;)
でも、痛めつけられても口が堅くて立派だった!!

馬忠賢と恵妃にあんな過去があったなんて(✽ ゚д゚ ✽)
恋人同士だったということかな?
宦官になってもいいほど、馬忠賢は恵妃のそばにいたかったのね・・・。
恵妃が何も知らなかったと言ったのは保身なの?
それとも家族や一族のため?

胤禩はいつも優しいから、六喜への態度はちょっと意外ヾ(・ω・`;)ノ
やきもちもあるけど、皇子らしいといえばそうなのかもしれない。
南屏からの助言でうまくいくといいんだけど。



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3 コメント

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馬忠賢と恵妃 (ねこ)
2020-02-05 20:12:06
馬忠賢と恵妃にあんな過去があったとは…
忠誠心からだけのただの宦官じゃなかったのね。
牢屋での別れの場面に不覚にも落涙してしまった(o_o)
悪印象のあの2人に泣かされるなんて思ってもみなかった〜


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ねこさんへ (うさ)
2020-02-06 16:20:50
馬忠賢はある意味、一途だったのね。
別れの場面で落涙なんて、ねこさん優しいぃぃぃ(*´◡`*)
馬忠賢の代わりになる人はいないかな…
これからの恵妃の動きが気になりますね。
返信する
胤禛のダンス、最高! (time)
2020-02-08 01:15:53
慧能大師の偈で踊るあの姿は面白すぎましたよね!
ちょっと現代的でw
胤禛がドラマでいい味を出していますよね~

姐姐も、ねこさんも書かれているように、
なぜ、馬忠賢と恵妃があれほど近いのか、謎だったのですけれど、
そんな過去があったとは!
馬忠賢は本当に一途でした。。。
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