クィーンズ～長安、後宮の乱～第27話

許娥に会う淳于長。「私にとってあなた様は永遠に漢の皇后です」と言う。そして淳于長は許娥の陛下への思いを聞いた後、飛燕と同格の左皇后に復位を進言すると話し、陛下から賜った宝玉と陛下に宛てた詩を受け取る。密通したと疑われないため陛下の腹心たちを動かすと言う淳于長は、動かすための金銭を出させると帰って行く。
上奏文を読み疲れた陛下は、淳于長に声に出して読むように言う。上奏文を読むフリをして、許娥の詩を読む淳于長。そして許皇后から頼まれたと話す。許娥をまだ皇后と呼ぶことに怒る陛下。慌てて同情したとひざまずく淳于長に「私事には干渉するな」と陛下は言う。
飛燕の殿に陛下が。慌てて飛燕は燕赤鳳を衣装箱に隠す。衣装箱を開けさせまいとする様子と男の咳で飛燕の不貞に気づいた陛下だったが目をつぶることに。
不機嫌な陛下から飛燕の罪を聞いた合徳は、涙を流しながら姉が処刑されれば私も生きてはいられないと言う。姉をかばう合徳特に気にしないように言う陛下。
合徳は姉の殿へ行く。「笑いに来たの?」と言う飛燕に「腹いせに当たるの?」と返す合徳。「皇后の座を奪われても自業自得だわ」と言われ合徳の頬を飛燕は叩く。涙を流し、陛下が激怒した時にかばったことを話すと「姉妹の縁を切るわ」と言い合徳は出て行く。
合徳に呼ばれた燕赤鳳は、合徳に一輪の花を差し出す。燕赤鳳に世話をさせることにした合徳は、飛燕を会話の聞こえる場所に待たせ燕赤鳳に本音を話させる。何も知らない燕赤鳳は皇后(飛燕)は1杯の水のように単純、合徳は井戸でくみ上げるまで底が見えないと言う。
合徳に怒った飛燕は、陛下との席で10歳の誕生日の時の話を始める。それは、飛燕のもらった人形が翌日合徳の枕から見つかったが、その人形の首は切られていたというものだった。「まだ幼かったのに恐ろしいでしょ?」と話す飛燕。合徳は「その腹黒い正体を暴いてやりたいわ」と怒り行ってしまう。「何が面白い話だ。場をわきまえろ!」と飛燕に怒る陛下。
飛燕は「陛下を日暮れ時に必ずお連れして」と命じる。
浴室で湯船につかっていた飛燕は燕赤鳳を呼びつける。誘われ一緒に入る燕赤鳳。そこに呼ばれた陛下が来る。「恥知らずな者どもめ!」と言い燕赤鳳を斬ってしまう陛下。湯船が赤く染まっていく。「待っていました」と言う飛燕は、陛下を愛したのに陛下は妹を愛し心が傷ついたと話す。そして心が壊れれば陛下への愛も消えてしまう、そうなる前に「どうぞその手で」と言う飛燕。陛下は「好きにはさせん」と言い斬らずに出て行く。
心配する合徳に、わざと見せつけたと話す飛燕。陛下は許さないはずだと話す飛燕に今までのことを詫びる合徳。飛燕は「あなたは恋人、私はただの飾りだった」と言い嫉妬の苦しみを話す。幼い頃、寒い日に飛燕が温めてくれたことは一生忘れないと合徳は涙を流し、孤独な後宮で身寄りは飛燕しかいない「憎んで殺し合うなんてそんなのバカげてるわ」と言う。合徳と抱き合いながら、死ぬより生きて苦しむほうがもっと怖いと言う飛燕。「絶対に死なせない」と合徳は言う。
合徳が陛下に会いに行くが、陛下は会ってくれない。雨の中、陛下を待ち続けた合徳は倒れてしまう。慌てて陛下は駆け寄り、抱きかかえて殿の中へ。
失うことの恐怖を身にしみて分かったと合徳に話す陛下。二度と避けたりしないことを約束する。合徳は皇后を罷免すると聞き、それでは姉は生きていけないと言う。しかし陛下の気持は変わらない。合徳は姉が密通の罪を受ければ堂々と生きていけないと死のうとする。それを止めた陛下は、合徳1人しか愛せない自分のまいた種だと言い、飛燕の処罰はしないことに決める。「そなたさえいれば、この世でほしいものは何もない」と言う陛下。


ーつづくー


合徳は姉に対しても怖い目つきになる時があったけど、姉が大事だというのは本心なのかな?
そうであてほしいな…。
姉妹の間でもいろいろあるだろうけど、やっぱり身内だものね。

淳于長が受け取った腹心を動かす金銭て…淳于長の懐に入ってしまったんじゃ?
それに許娥の手を握る淳于長が気持ち悪かったな(￣-￣;)
許娥がますます心配。

燕赤鳳は仕方ないよね…。
同情も出来ない感じ(￣Δ￣;)



26　28



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
　よろしくお願いします

にほんブログ村