中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第4話

江福海から福子が死んだことを聞いた華妃は、何もしらなかったフリををしながら、どうやって死んだのか聞く。井戸で溺死したようだと答える江福海。「こなたの責任だとでも?」と華妃から言われ、江福海が「私めには何とも言えません」と答えると、華妃は「疑ってるの?翊坤宮の者たちが逃げ出す福子を見ている」と返す。疑うなら皆に聞くといいと。

華妃は江福海が皇后の命令で来たことも分かっていた。今後、蒸し返せば黙っていないと言う華妃。
江福海が下がると周寧海は側仕えたちに、福子は自らここを逃げ出し、謝って井戸に落ちた「間違えてはならぬ」と念を押すように言う。


流朱は甄嬛を元気づけようとするが、また起きるかもしれない、と思うと甄嬛の気持ちは晴れなかった。華妃は手段を選ばず、目をつけられ罪に問われたら一家皆殺しにもなりかねないと言う甄嬛。そんな話をしていた甄嬛は、蟻をじっと見ている佩児に気づく。

行列をつくって歩いていた蟻は、ある場所を避けるように歩いていた。小允子に掘らせると、そこからは壷が。「芳貴人の物かと」と言う康禄海。碎玉軒に住んでいた芳貴人は、流産前は寵愛を受けていた。賜った香料では?と言われ、開けてみることに。

中には何かが包まれた物が入っていた。浣碧が包みを開くと鼻につく異臭が漂う。とるに足らない香料だと言い、集まっていた側仕えに他言しないよう甄嬛は口止めをする。
浣碧と二人きりになった甄嬛は、侍医の温実初を呼ぶように言う。

皇宮に入る前、甄嬛に求婚するほど想いを寄せていた温実初は、呼びに来た浣碧から「とにかく診てもらいたいそうです」と言われ、急いで碎玉軒へ。

脈を診た温実初は、甄嬛が動揺していることが分かる。見てはいけない物を見たからよ、と目を伏せながら話す甄嬛。そしてあの日言われた、永遠に尽くすという言葉を信じていいのか聞く。誓いを守ることだけが取り柄だと答える温実初。何なりとお申し付けを、と言う温実初の言葉に「夜伽は嫌よ」と甄嬛はつらそうに言う。驚いた温実初に今は特に嫌だと言い、甄嬛は壷に入っていた物を見せる。

海棠が今年の春から開花していないことを話し、今日、偶然、木の下から掘り出したと言う甄嬛。芳貴人が流産したことと関係があるはずだと。甄嬛と添い遂げられずとも一生お守りすることで約束を果たすと言う温実初は、まともに治療をすれば半月で治る甄嬛の病を長期の治療法に変えることにする。壷の中に入っていたものは、流産を引き起こす強力な麝香だった。芳貴人には害を与えたが、正しく使えば良薬になると言う温実初。
とても怖いと涙を流す甄嬛に「大丈夫です」と言い、温実初は部屋を出て行く。


温実初は甄嬛が病になったと皇后に報告。静養が必要だと言い、淳常在も移動させることに。皇后は温実初に治療を続けるように言う。


皇后に今日から新小主も選べると言われるが、雍正帝は甄嬛の札がないことに気づく。動揺による病で静養が必要だと言う徐進良。皇后は華妃が甄嬛たちの前で夏常在に"一丈紅"を与えたことや井戸で溺死した福子を甄嬛が目にしたようだと話す。乱暴を働けば罰せられて当然だと夏常在に関しては言うが、福子のことは華妃は事故だと言うものの、江福海は腑に落ちないと言っていると聞き、雍正帝は「華妃のことは…よく調べろ」と皇后に。雍正帝は甄嬛が病だということを残念に思いながら、沈眉荘を選ぶ。


雍正帝から寵愛を受けた翌日、沈眉荘のもとにたくさんの菊が届けられる。菊を沈眉荘が見ていると、そこに雍正帝が。"北風にさらされど気骨は失わず"と詩を読み、菊の誇りが好きだと言う沈眉荘。雍正帝は沈眉荘に学があることが分かる。気に入ったならもっとすばらしい菊を贈ろうと雍正帝は約束。そして沈眉荘の住んでいる宮を"在菊堂"と改名するように言い、聡明さを見込んで後宮の監理を学ぶように言う。


寝込んでいる甄嬛の様子を皇后の側仕えの剪秋が見に来る。薬を3度欠かさず飲んでも治らないと話す浣碧。甄嬛の様子を見て、夏常在は一命を取り留めたが、歩けなくなり華妃の命令で冷宮送りになったと言う剪秋。でも、甄嬛に迷惑をかけたので同情できないと。しかし、患ったのは自分のせいだと返す甄嬛。


甄嬛は輝く美貌を持っているが、鼠のように臆病で使い物にならない枕だと笑いながら皇后に話す斉妃。いきなり血みどろでは震え上がって当然だと言う皇后。そんな斉妃に、第三皇子の母親なのに華妃にいつも先に挨拶をし腹が立たないのか皇后は聞く。第三皇子は寵愛を受けておらず、斉妃自身も年を取り陛下から疎んじられているため、年家の後ろ盾がある以上、若い華妃には負けると斉妃は言う。第三皇子は長子で、子の授からない華妃よりよほど身分は尊いと言う皇后。陛下が第三皇子を好きではないのなら好きになるよう仕向けるようにと叱る。


珍しい緑の菊が運ばれて行くのを目にした華妃。頌芝から「翊坤宮に届けるのでしょう」と言われ華妃もその気になるが、その菊が沈眉荘に届けられる菊だと知る。
翊坤宮に戻った華妃は、嫉妬から全ての菊を運び出させ「今後、翊坤宮では菊を禁じる」と怒る。


沈眉荘は朝の挨拶をするため歩いて景仁宮へ向かっていた。しかし水を衣装にかけられ、着替えに戻ったため遅刻してしまう。
遅れた沈眉荘に2ヶ月の俸禄没収の罰を与えようとする華妃。咸福宮の主位である敬嬪も監理不十分で同罪だと。皇后は2ヶ月後は年越しだとして減俸を1ヶ月のみにする。

皆が戻り、気に入らないと言う顔をしている華妃に、なぜ厳しい罰を与えたのか皇后は聞く。いつも遅れてくる華妃を姉妹も同然だから「責めないのよ」と。そして陛下は華妃を小主の手本にと考えていると話し「だから、あなたも遅れないように」と言う。しかし華妃は「時々陛下が私を放そうとしませんの。その際は、どちらのご命令を聞けばよいので?」と言い返し、勝ち誇ったように帰っていく。

福子が死後に井戸に捨てられたと、皇后に江福海が報告を。そして、陛下が福子に声をかけ、華妃が不機嫌だったという証言があると言う。やはり華妃が関与していたと思った皇后は、ありのままを陛下に報告するように言う。


啓事房の記録を見た華妃は、沈眉荘と富察貴人が今月2回、夜伽に呼ばれたことを知り、多すぎると思う。2人がつけあがる前に手を打とうと思った華妃は、富察貴人を呼び、長時間墨をすらせる。


青海では反乱が起き、情勢が安定していなかった。臣下たちの意見を聞き、雍正帝は年羹堯を青海へ向かわせることに決める。
そのすぐ後、華妃から点心が届く。吉林の将軍より献上された東珠を贈るように命じる雍正帝。


甄嬛の病が良くなる。浣碧が宮女や太監が怠け癖がついたと話していると、どこからかすすり泣く声が。外に出ると警備していた小允子が泣いていた。四執庫で働いている兄が病に伏して心配だと言う小允子。甄嬛は「数日看病に行くといいわ」と言う。小允子は感謝をし、頭を下げる。


康禄海を含めた3人の太監たちは、病で寵愛を受けられない甄嬛の元では肩身が狭いと不満に思っていた。自分たちも巻き添えになってしまうと思った3人は甄嬛のところへ行き「もうお仕えできません」と言う。


ーつづくー


意地悪だったけど夏冬春が可哀想(；_；)
自業自得にしては罰が厳しすぎるよぉ。

怖いもの見て、怖いものを発見したら逃げたくなっちゃうよね(TωT)
だけど、雍正帝も甄嬛を気にかけているし、いつまでも逃げてはいられないので、これからがすごく心配。

華妃…いつも自分だってワザと遅れてくるくせにーヾ(`Д´*)ノ
菊の仕返しがしたかったんだよね。
自分が遅刻する言い訳もすごい!!
でも…やっぱり年羹堯のこともあって雍正帝は甘いと思う(；△；)

康禄海たちは辞めてしまうのかな?
でも、こんな臣下たちならいらないかも。
小允子はこれから恩も感じて、尽くしてくれそうですね。

そして温実初がすごく良い人。
私、やぱり温実初が好き(*´ー｀*)




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