ヘルマンリクガメの日記

平成24年5月30日に大阪の我が家へやってきたヘルマンリクガメの成長を記録します。

頑張るサンダー

2012年10月18日 08時27分23秒 | ヘルマンリクガメ
帰省最終日に残念なことに体調を崩したサンダー
心から後悔や懺悔の気持ちが入り混じりながら、取り乱しつつも大阪へ帰省することを決めました

それが、火曜日のお昼14時ころ

経過をたぢることにします

10月12日香川県に帰省を目的とし17:45大阪大東市を出発しました
渋滞もなく途中2回の休憩で20時過ぎに到着

衣装ケースに新聞紙を敷き、保温球などを取り付け、普段の水入れも用意しその日は休ませることに


翌日13日冷え込みは大阪よりも厳しいものの、日差しはよい感じでした。
8時過ぎに屋外の田んぼの跡地へ離します30分程度野草を食べました。

昼間はずっとケージで過ごしています

14日 昨日と同じ活動を取りますが、サーモのないケージなので温度管理に失敗します
昼から20時まで外出していたのですが、温度が高温でした高温域で34度 脱力の状態でした
直ぐに保温器具をオフにします

15日 比較的穏やかな朝 目を開けられないといった状態
    迷った末に温浴をさせました
    目を開き時間と共に活動的に
    庭の周りで散歩させこの日までは食事を通常通りしています

16日 問題が起きる日です 夜間何度かこっそりと衣装ケースを覗いても動きが見られず
    朝も目をかろうじて開く状態
    紫外線に当てる目的と、屋外散歩が好きなことから庭先へ
    強い日差しなので蔭へ逃げ込む様子が続きます、食事も全然 温浴も溺れそうになります
    衣装ケースへ戻しようすをみます。

    予定ではこの日の夜 サンダーが寝たのを確認して大阪に戻るつもりでしたが
    昼頃にはぐったりして迷った挙句、大阪に帰ることに

理由は心の中では「もうだめだろう、このまま最後を看取ってあげるために香川で・・・」という気持ちと
        「もしかしたら、大阪の家に戻りいつものケージに入れさえすれば」
    本当に少ない、わずかな希望・・・いや 悪あがきでしょうか・・・
もうこの頃にはパニックに近い状態でした。
最後は自分の決断で大阪へ帰ることに。

15時30分ごろ香川をでます
渋滞もあり神戸の京橋あたりですでに4時間近くは経つでしょうか、サンダーもほとんど動きません
眼も開けることもなく、ただただ 呼吸のため腕が動いていることで、まだ生存してくれていることを確認しながら車を走らせていました。

暖房で小さなケース内を28度くらいに保っているため、汗だくで涙なのか何なのか・・・
サンダーにはもう苦しまないでいいよって気持でもいました。この頃には殆ど諦めていました
最後は自分の温もりでとも思い来ているスウェットに乗せていました。
もうここまで来たらストレスとかないかなって
少し動いてくれましたかすかにわかる範囲ですが

そのわずかな動きを感じて、自分の中で何かが変わっていきました。
心のどこかで何とかしたい、悪あがきしたい それが結果サンダーを苦しめるんじゃないか
と思いながらも悪あがきをしました。

電話で香川で不安と向き合っている、妻に「サンダーを掛かりつけの病院へ連れて行こうと思う」
と伝えたところ、

妻の「そのほうが後悔せずに済むと思う」その一言で心は全てフルリカバリーへと決めました
大阪市内にある動物病院へナビを変更し、渋滞を抜けました

病院に着く5分前に病院へ電話をし事態を伝えたところ、
受付の方が「看護師を待機させ待っています」その一言で更に勇気づけられます
着くなり看護師さんがトリアージをしていただき、意識があるから落ち着いて待ってくださいと
声をかけてくれました。
看護師さんがサンダーを持ったとき、わずかに開眼したんです

直ぐに診察室に呼ばれ、帰省中のこと、前回通院した時から後のことを話しました。
サンダーの触診を始めたところ今までが嘘のように、先生の手の中で弱弱しくはあるけど
確かに動いています。

原因はやはり環境の変化

とにかく環境を今までの慣れたところへ帰してやることが先決
そして点滴をすることになりました。
凄く長い時間これからの過ごし方を丁寧に、熱心に教えていただきました。
帰宅しケージを設定し教わった温度でサンダーをケージに戻しようすを見ることに

翌朝までにサンダーがとったことといえば、少し向きを変えたこと
7時にUVライトが点灯した時に少し向きをかえたことだけ
反応を見るために餌はちゃんと置いてくださいってことだったので置きますが反応はありません

8時に仕事へ
17時帰宅後サンダーは出勤時と同じポジションでした
呼吸をするのがやっとに見えました。

通院点滴を予定していたので病院へ向かいます15時30分のことでした

病院に着くまで車内では目を開けることすらないのに、病院で看護師さんが話すと目を開けます
動きもみられました。

診察室に呼ばれ帰宅後のことから順番に説明しました
診察台で数歩歩いてもいることに感動しながらこれからの対応、もう一度帰省しないといけない現実を
相談し対応してくれました。

今日は点滴と整腸剤を注射することに

帰宅し、サンダーをケージに放すと少し穴を掘って顔だけ潜って寝だします
凄く希望を持ちました

就寝中は温度管理のためこっそりと何度か覗き込みましたが多少動いている様子でした

そんなことをしていると日付が変わろうとする時間に妻から電話が
少し眠っていたことに気づきました

「破水したのでこれから病院へ行く」っえ 予定日は来週の火曜
まだ少し早いようだけど破水したなら1日2日で出産になります

そう 帰省はそのためなんです

そして迎えた今朝 サンダーは7時のライト点灯と共に目を開け 
用意していた食事にゆっくりと向かいますが、力尽きる様子
いつもの薄い餌入れからトマトを出し、口に運ぶと食べてくれました 涙があふれました

あわててサンダーの前に餌入れからトマト 小松菜を取り出し床材の上へ
ゆっくりですが、トマトに続き小松菜まで食べてくれています
本当に子亀を無知な飼い主のせいで苦しめてしまった飼い主ですが
まだ予断を許せない状況に変わりはありませんが
もう一度もう一度一緒に生きていきたいです
とにかく生きていてほしいと願います

そろそろ通院の時間
そのあとはサンダーを大阪に残し帰省します
帰ってくるのは明日 時間は未定 どうか生きていてください