（無題）

おばあちゃんとってもきれいだったよ。安らかだったよ。お花で囲ってもらってもっときれいになったよ。おばあちゃんちっちゃかった。骨もちょっとしかなかった。小学生の頃おじいちゃんの骨を見たときはもっといっぱいあったような気がしたんだがな。おばあちゃんひ孫もいっぱい来てたよ。あんなに賑やかな集まりでおばあちゃん喜んだだろうよかったね

（無題）

じぶんだいすきだよ。私だいすきだよ。だっておばあちゃんの孫だもん。あたしおばあちゃんの血流れてるんでしょ。なんかそうゆうふうに思うととても安心するんだ。おばあちゃん骨だけになっちゃったわけじゃないんだよなあ。わたしの血なんだ。わたしの体の中ぜんぶおばあちゃんなんだよな。わたし大事にするよ。

（無題）

きのうおばあちゃんの告別式だったよ！逃げないで見たぞ。おばあちゃんが焼かれるところに入っていくところとおばあちゃんの骨を見たぞ。おばあちゃんが焼かれるところに入っていくときにお母さんがぶっ倒れそうになっててがたがた震えてわあわあ泣いてるから肩を支えたら驚くほど、やせていた。お母さんに触ったなんかいつぶりだろうか？小さな頃は毎日毎日手をつないで歩いていたのにね。まあ久しぶりに触ったその細い肩の感触がわたしにはいちばんりあるだったんだ。

（無題）

げんきですいきていますおんがくをきいていますなみだをながしていますわらっていますそれはとてもすてきなことだときづいていますかんしゃをしていますおもいをはせているいつもだれかとつながっているだからわたしはりょうてがふさがっているしいそがしいのだ