黄檗山萬福寺
黄檗山萬福寺は、中国からインゲンやスイカなどを日本に伝来したとされる隠元禅師によって1661年に開創された。
そのため「卍くずし」と呼ばれる欄干のデザインや、木魚のはじまりとなった大きな木製の魚・開梆(かいぱん)、伽藍の扉に施された桃の実の飾り、アーチ状に造られた「黄檗天井」など、中国の明時代末期頃に建てられた禅寺の特徴がいたるところで見られ、異国情緒にあふれている。東西に並立した萬福寺の建物の配置も明時代の様式で、上から俯瞰すると龍を表しているのだそう。高井和正
黄檗山萬福寺
黄檗山萬福寺は、中国からインゲンやスイカなどを日本に伝来したとされる隠元禅師によって1661年に開創された。
そのため「卍くずし」と呼ばれる欄干のデザインや、木魚のはじまりとなった大きな木製の魚・開梆(かいぱん)、伽藍の扉に施された桃の実の飾り、アーチ状に造られた「黄檗天井」など、中国の明時代末期頃に建てられた禅寺の特徴がいたるところで見られ、異国情緒にあふれている。東西に並立した萬福寺の建物の配置も明時代の様式で、上から俯瞰すると龍を表しているのだそう。高井和正
宇治橋
宇治駅からすぐにある宇治橋。大化2年(646)に奈良元興寺の僧道登によって架けられたと伝えられ、日本三古橋のひとつに数えられている。宇治川の上流側に出っ張っている「三の間」は守護神「橋姫」を祀った名残とか、豊臣秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたところともいわれている。西詰にたたずむ紫式部の石像も必見。高井和正
興聖寺
宇治駅より徒歩約15分にある興聖寺は、曹洞宗はじまりの寺院。伏見城の遺構を用いた鴬張りの廊下や杉戸絵が残る法堂や、坐禅体験のできる僧堂はぜひ訪れたい。琴坂と称される参道は、紅葉の名所として宇治十二景に選ばれるほど美しい。高井和正
宇治市源氏物語ミュージアム
京阪・宇治駅から徒歩で8分にある宇治市源氏物語ミュージアム。実物大の牛車・調度品の複製や六条院の模型により、光源氏や「宇治十帖」の世界を分かりやすく紹介している。ほかにも、体験型展示やオリジナル映画・アニメの上映などで、楽しみながら『源氏物語』の世界を学ぶことができる。高井和正
宇治市源氏物語ミュージアム
京阪・宇治駅から徒歩で8分にある宇治市源氏物語ミュージアム。実物大の牛車・調度品の複製や六条院の模型により、光源氏や「宇治十帖」の世界を分かりやすく紹介している。ほかにも、体験型展示やオリジナル映画・アニメの上映などで、楽しみながら『源氏物語』の世界を学ぶことができる。高井和正