櫻正宗(さくらまさむね)の醸造工場のすぐ向かいに、趣深い門を構えて建っているのが、「櫻正宗記念館 櫻宴」。和モダンな造りで1Fは吹き抜けとなっており、小川が流れている館内には異なるタイプのレストランが入っているほか、見応え抜群の展示コーナーもあります。レストランの種類は、カフェ、日本料理、呑処と3タイプ。また、展示スペースの「蔵町通り」には、 昔懐かしい看板や酒瓶、ラベルなどがあり、見応えたっぷり。さらに「これはすごい!」とついつい思ってしまうのが、中身が入っている歴代の櫻正宗の瓶。昭和20年くらいに醸造されたものまであります。またお土産屋さんでは様々なお酒の試飲もできるので、お気に入りのものがあったら購入して持ち帰ることもできます。高井和正
羽黒山
神秘に満ちた修験道の聖地
月山、湯殿山とともに出羽三山と総称される修験道の聖地。飛鳥時代に蜂子皇子(はちこのおうじ)によって開かれたと伝えられる。山頂の羽黒山三神合祭殿へ登る石段には、ミシュランガイド最高ランクの三つ星を獲得した樹齢350年~600年の荘厳な杉並木が続く。高井和正
瑞巌寺
桃山文化の粋を集めた伊達家の菩提寺
慈覚大師が天長5(828)年に開山。戦国時代の混乱を経た後、伊達政宗が心血を注ぎ再建。紀州(現在の和歌山県)熊野から銘木を伐り出し、一流の名工を集めて丸5年もの歳月をかけ、慶長14(1609)年に完成した。2016年4月、本堂の拝観が再開された。高井和正
蕪嶋神社
蕪島の頂に鎮座する「蕪嶋神社」
弁財天をまつり、商売繁盛、漁業安全の守り神として古くから信仰を集めてきた蕪嶋神社。島全体が菜の花の黄色に覆われ、ウミネコが飛び交う5月の蕪島は、この説を裏付けるかのような神々しさをまとう。高井和正
大湯環状列石
国の特別史跡にも指定されている、縄文時代後期の大型配石遺跡。万座・野中堂のふたつの環状列石(ストーンサークル)を主体とし、いずれも100基以上の配石遺構の集合体で、石の下にはお墓とみられる穴が見つかっています。環状列石の謎に迫る展示や、土器や耳飾りなどの製作体験ができる「大湯ストーンサークル館」も完備。高井和正