リン

どうやって使うのか分からない(汗)

【没小説】2話

2020-04-29 18:56:00 | 小説
【第二話】

#




ぽたりぽたりと
髪先から水滴が垂れる。




何が良かったのか、何が悪かったのか。
…………そんな疑問が頭を駆け巡る。




ぽたり、ぽたり。

また一粒、もう二粒と水滴が落ち、アスファルトへ吸い込まれていく。



何が良かったのか。何が悪かったのか。
今になってはどうしようもない事。



「すみません。1本お願いします」

「───?」



突然何だと顔を上げた。先 そこにはスーツを着た男性が1本の睡蓮を購入していて。
 あぁ、そう言えば雨宿りの為駆け込んだ此処は花屋だったなと思い出した。


店員さんに揶揄われ恥ずかしそうに花を渡す相手と思わしき方の話をポツリポツリと洩らす男性は。
…………こんなに相手の事を思っている人でも、浮気をするのかな。

そんな事を思想する私は、最低なのかもしれない。
……もしかすると彼は、私のこういう所に嫌気が差したのかな、何て暗い思考。




───……自然とスマホを握る手に力が入った。




___#


いや〜〜、もうヤバい。浮気物書けなさすぎるってのが文面に現れてますね。
それは今も変わらずで相変わらず浮気物は書けないです。もう挫折しそう。

【没小説】白薔薇を黒く染めて。

2020-04-23 14:01:00 | 小説
【第一話】

#




バケツをひっくり返した様な天気。

ポタリポタリと、雫がアスファルトへ落ち、歪な水玉模様を象ってく。


ぽたり、ぽたり、……一定のリズム。


   スマホの液晶に雫が落ちた。

その為、湿気もあってスワイプし難かったのが更に困難になる。




「あ……」




誤送信。

拙い文面。送信先の友達から『いきなり何?文面汚っ』って来た。


あーあ、上手くいかねぇなぁ……。



溜息と共に吐き出された言葉。
目尻に当たった雨粒を拭う。






───私は今日、浮気をされた。




___#


昔試しに書いた小説の1話。個人的に気に入らなくてボツにしましたが突如続き書きたくなったので此処にupする事にしました。

暇潰し程度に目を通して頂ければ幸いです(/ω・\)チラッ