【第一話】
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バケツをひっくり返した様な天気。
ポタリポタリと、雫がアスファルトへ落ち、歪な水玉模様を象ってく。
ぽたり、ぽたり、……一定のリズム。
スマホの液晶に雫が落ちた。
その為、湿気もあってスワイプし難かったのが更に困難になる。
「あ……」
誤送信。
拙い文面。送信先の友達から『いきなり何?文面汚っ』って来た。
あーあ、上手くいかねぇなぁ……。
溜息と共に吐き出された言葉。
目尻に当たった雨粒を拭う。
───私は今日、浮気をされた。
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昔試しに書いた小説の1話。個人的に気に入らなくてボツにしましたが突如続き書きたくなったので此処にupする事にしました。
暇潰し程度に目を通して頂ければ幸いです(/ω・\)チラッ
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