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バラの花を追っかけるシニア

バラの系統《T》 ティー系統とは?

ティー系統とは?
ロサ・ギガンティアの流れを汲む系統です
18世紀末頃から19世紀初頭にかけて、中国からヨーロッパにもたらされたバラは4種類で、四川省を原産地とする原種ロサ・キネンシスの流れを汲むバラ2種類と、そして雲南省を原産地とするロサ・ギガンティアの流れを汲む2種類です。
このうち、雲南省を原産地とする原種ロサ・ギガンティアの流れを汲むバラ「ヒュームズ・ブラッシュ・ティー・センティッド・チャイナ」ともう1種類の「パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ」を交配の親とする系統を“ティー系統“と呼ぶ。
ロサ・ギガンティアは「剣弁とティー香の祖」と呼ばれており、その性質を受け継いでティー系統のバラはティーの香りがあります。
◉性質が異なる2種類
「ヒュームズ・ブラッシュ・ティー・センティッド・チャイナ」は、木立性(ブッシュ)樹形であり四季咲き性である。

「ヒュームズ・ブラッシュ・ティー・センティッド・チャイナ」


「パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ」は、つる性樹形で一季咲き性である。
「パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ」

◉ティー系は、チャイナローズと近い関係にあり、花容や株姿は一般的にチャイナローズより大型で、クリーム色や淡いサーモンピンクなど、黄色味の感じられる色調が多いこと、多くの枝は赤みがさすことが特徴です。四季咲きながらもつる状に仕立てられるものもある。


◉ティー系統のバラ
◉アルシデユック・ジョセフ OLD. ティーローズ 作出:1892年
◉中之島公園バラ園

◉サフラノ    OLD   ティーローズ(T)           作出: 1839年
◉浜寺公園バラ園

◉レディ・ヒリンドン  OLD. ティー系統(T).       作出: 1910年

中之島公園バラ園

参考

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