還御の儀

宝光社の祭神が約２週間、中社の祭神である父神のもとで一緒に祀られ、本日無事にお還りになりました。

御鳳輦に乗られたご祭神とともに獅子神楽や小さな巫女たちも参列した行列は圧巻でした。しばらくじめじめとした雨模様の日が続いていましたが、本日は陽射しがまぶしいほどの晴天に恵まれ、厳かに神事が執り行われました。約１ヶ月にわたる七年に一度の式年大祭も残すところ２日となりました。開催も危ぶまれた式年大祭ですが無事に終えられそうで安堵しています。

そこで本日の様子を少しご紹介します。



当館館主も参列しております。

小さな巫女たちも長い道中大変だったでしょう。




感動とともに、とても神聖な気持ちになり七年後は平穏な日常を取り戻し、もっと多くの皆様にご覧いただけることを願わずにはいられませんでした。

無事に父神様のもとへ

本日執り行われた「渡御の儀」により宝光社のご祭神が父神様が祀られる中社に遷されました。例年500人にのぼる行列ですが感染症対策により100人規模に縮小され執り行われましたが、荘厳で心踊る雰囲気は変わらず、グッと来るものがありました。

皆様にも伝わればと思いアップさせていただきます。

雅楽の音色が華を添えます。

ご祭神を乗せた鳳輦

例年は約2キロの道のりを担ぎ手の皆さんによって運ばれますが、今年は密を最小限にするため一部車での移動となりました。

当館でも戸隠講のお客様に御来館頂き、本日の神事をご覧いただく事が出来ました。また担ぎ手の皆様も当館からご出発いただきパワーをいただいた様に思います。午前中の空模様が嘘の様に、最高のお天気に恵まれ、無事に執り行われた事にほっとしています。

ご祭神にはしばし父神様のそばでお見守りいただきたいと思います。

明日も晴れそうな・・・

窓から差し込む光が赤い‼️

外に出てみると空が真っ赤に染まっています。まだ雪の残る北アルプスも赤く、明日の晴れを予想させます。

式年大祭 渡御の儀

七年に一度の式年大祭

明日５月９日に「渡御の儀」が行われます。宝光社の祭神、天表春命の御神体を中社にお遷しし、父神である天八意思兼命と６年ぶりに対面を果たすという神事。新調された御鳳輦を白装束の社人がかつぎ、神職とともに行列が連なります。本来であれば獅子神楽や稚児も共に行列に加わりますが、本年は感染症対策のため規模を縮小して執り行われます。

ご宿泊希望の皆様には大変申し訳けございませんが、当館では明日の神事参加の関係者利用の為、本日のご予約を停止させていただいており、準備を進めております。

天候を気にしつつ、明日の神事が無事に執り行われる事を祈りながら準備に戻りたいと思います。

尚、お車でお越しの皆様は、明日地域内一部交通規制がございますのでご確認の上お越しください。