その１７４ ゴアでメリークリスマス♪

Xmasの日が来た

はやる気持ちを抑え夜を待った…

しかし何だか辺りが騒がしくなって来たのは23時スギ

道を走ればあっちへこっちへ

走り回るバイクだらけ！

全員がパーティー目的なんだから恐れ入る

色んな情報があったけど、

結局、全カ所でやっていたのだー

５，６ヶ所でパーティー…まじ狂気！

バンブーフォレスト…パラディソ…と

移動して、明け方にヒルトップへ

メチャメチャ盛り上がってた！

パーティーは朝日の時間にピークを迎えた。

昇る朝日が人を興奮させ、

踊る自分を益々トランス状態へと導くのだっ

太陽に、大地に、地球に、

人間として感謝と喜びの踊りを、

体力枯れて真っ白になるまで

捧げている気持ちになる

凄く原始的で純粋な儀式みたい

一心不乱に踊る者同士の最高潮の一体感が生まれて、

その爆発的歓喜が人のウネリとなる。

それがゴアの凄まじいパワーと絡み合って地面ごと、町ごと

人々の鼓動で大地ごとドゴゴゴゴ！！と

エナジーがウネリ狂って揺れる

恐ろしい程、凄い所なんですゴア……

ふう…

その１７３ 最狂のパワースポット

夕陽がギラギラ輝きながら

水平線へ落ちて行った。

オレンジ色の球体がユラユラと

黄色や緑に光って

海に溶けていく様だった

ナインバーからトランスが聞こえてくる

太陽が沈んで行くのではなく、

自分達のいる地球が回転して

太陽が見えなくなって行くのを

ハッキリ体で感じ取った

出ていた月は

太陽の沈んでいった側だけが

ちゃんと照らされていて見える。

その3つの星を立体的に体で感じた時、

宇宙の中にいるのが感じられて、

ワタシはその時、目で見ていた平べったい世界を抜け出した

そんな事を当たり前に。

当たり前の事を自然に伝えて来る

皆んな頭では知っている、が

こういう事は体感しないとなんの意味も無さないんだね〜

ゴアは本当に地の底から

エナジーが鼓動しているかの様な、

凄まじいパワースポット。

そこに集まる人々もまた凄い。

ここにいるから凄くなるのかも知れない。

そんな土地、

人々の熱気、自由、幸せ。

もう強烈すぎるのよ、ココ！！

その１７２ シーズンのゴア

ゴアのパーティーはXmasと、

正月に最盛期が来るらしい。

3月くらいになると、

規模は小さいけどコアな人だけの

素敵な良いパーティーになるそうだ。

好きになりたてのワタシには

どうでもいい！ワハハ

お昼はビーチやカフェ、

宿でゆっくりゆっくり過ごし、

夜になるとパーティーの情報が錯綜する

毎日やってるナインバーという場所は、

必ず音が流れていて

情報交換と交流の場になっている

いい音で盛り上がった時なんかは

ヘタなパーティーより楽しい♪

いざどこかでパーティーがある！と

噂になれば、

あちこちから人がバイクで出動して来る！

あっちこっちに皆んな走りながら、

パーティーはどこなんだ？！と

足を止めて聞き合ったりする

なんてクレイジーでファンキーな

楽しい無法地帯なんだーーっ！

まったくイカれてるぜっ♪

そんな中、

ゆっくり夕日を見る丘がある。

借りたバイクの下面を、

ゴリゴリーッと擦りながら

両足で歩きながら無理矢理スロットルして登ってく場所だ

ゆっくり静かで自由で平和。

そんなやさしい日常と、

人々の歓喜が地面ごと町を揺らす、

狂気のエナジーが共存する町ゴアなのです！

その１７１ 素っ裸になると決めた！

サングラスにバンダナで

夕日を見ている人がいた。

ワタシは、

日本の方ですか〜？と声をかけた

こうやって大事な出会いは起きた。

彼はホマレ。

当時はまだ大学を出たばかりで、

トランスが、パーティーが大好きで

ゴアまで来た青年だった

理屈ではなく何故か気が合い

それからは彼がゴアを出るまで

いつも行動を共にした

彼との出会いがワタシを

ゴアのパーティーへ、トランスへ、

毎日毎日踊る日々へと、加速させた。

一緒に行った初めてのパーティーは

そんなに盛り上がっていなかったが、

コレ絶対に楽しいだろー！？

ともう何か気づいてた

裸足で砂の上で踊って

景色は海辺、ヤシの木、空、星、月！

海にも気が向いたら突撃出来る！

横になった砂の気持ち良さ、

ズンドコ夜空に響くバカでかいトランスの音

そして皆んながテキトーに来れて

テキトーに帰れる自由さ。

バイクのスロットルひねれば

皆んな5分で自分の部屋なのだっ！

あ〜こりゃ楽しいぞと

思い始めた頃のある朝、

まだ夜が明けたばかりの早朝なのに

ズンドコでっかい音が町中に響きわたっていた！

スゲー町なのよ、ここ…

眠い目を擦り、

ボケボケのままバイクで様子だけ見に行った

すると！！

昇り来る太陽に向かって

最っっ高の笑顔で皆んなが踊っていた。

会場中が熱気で湧き

町中が揺れている様な

人の歓喜のエネルギーが鼓動していた

皆んな心は素っ裸なのだ

ただ、だだ楽しむという、

理屈抜きで笑顔な人達に

ワタシはぶん殴られた気持ちになった

ワタシは次からここゴアで素っ裸になると決めた。

難しい事考えて難しい事言うのは

とりあえずここにいる間はやめる！

見るアホウのままでいるのは、

そんな自分がちっちゃく、

小難しいくだらない人間に思えたからだ

思いっきり振り切って

ゴアで、楽しむ事だけに、

完全燃焼する♪そう決めた〜〜！

その１７０ まだゴアらしくない旅人

バイクを借りて

ヤシの木のある緩やかな景色、

ピカピカの天気の中、

海パン、ノーヘルで

どこへでも好きに走り回れる♪

そのまま海パン一丁で飯屋にも入れる。

こんな気持ち良いことってない〜〜！

南のビーチでひと泳ぎ。

北のビーチ辺りを探索し、

最初に降りたマプサのマーケットへも。

ずーっとビーチ沿いを南下してみたりしてフツーのインドを味わった。

到着したばかりのワタシはまだ旅人だったのだ。

ゴアのバカンスな土地の感じや

集まってる日本人達のゴアらしい目的に対して、

なんかそ～じゃないな〜

もっとインドにいるんだから、

インドらしいほうがよくね？！

と思っていました

なので皆んなと違って

ゴアらしくない行動をまだしていた

真剣に

あの岩まで泳げる様になろうとか、

ギターのトレーニングに来ているとか、

旅人としてのストイックさがあって、

真面目にモノを考えてちゃんとした生活をしようとしていた。

それが全部

真っ逆さまにひっくり返される朝が、

ワタシに訪れるのでーーす♪

その１６９ アンジュナ

「マプサ、マプサ」の声で起きるともうゴアだ。
おもろいオートリクシャーのおっちゃんに乗っかりアンジュナビーチへ♪

真っ暗な中ビーチの方へ歩いて行くと
相変わらず星が沢山輝いていて、
ヤシの木がサワサワ揺れていた。

宿の前でギター弾いてるインド人がいたので、
声をかけたらとても良い奴で
コーヒーを淹れてくれた。
ギターを弾いて話して
明るくなってくるまで過ごし、
宿探しにまで付き合ってくれた

ボロイ宿にチェックインして
またビーチに出て、

ワタシのゴアが素敵にスタートしました♪

その１６８ インドにまた来たんだなぁ〜

なんとかやっと出発の時間は来た。

長かった…暇だった…

空港から飛び立つと

あんなに遠かったムンバイは意外に近いもんだ

まっすぐゴアへ行くぜ〜！

ムンバイは都会だしスルーでいいのだ。

ゴアまでOK！と言う客引きに乗っかりゴー！

何も無いとこで降ろされたり、

迎えに来たインド人に50Rsくれ！と言われたり、ジュース奢ってやったり。

どこだかわからんムンバイの街中で

本当に向かってるのか分からんフラフラと訳の分からん移動。。

しかしやっとそれらしいバスに乗れた。

けど！

座席が俺だけオマケみたいな

長距離移動なんか無理すぎる席だ！

えーーーとなりかけた所で

やっと座席表みたいなのに

チェック入れてくれて

フカフカの良い椅子を

紛れもなくワタシの席としてGET！

パッカーなんか誰もいない

高貴なインド人に囲まれた素敵なバスで

やっと安心して

ゴアへ旅立つ事が出来た♪

やっとバスの中で

ゴアへ向かう喜びに浸った。

途中で止まる休憩の場のチャイが旨くて、夕日や、満天の星空！

またインドの旅に戻って来たんだなぁ〜♪

その１６７ リアル精神と時の部屋

ホテルの中には日本人も多く

食事の時間などでコミュニケーションしながら

明日の飛行機を待っていた

結構暇！だったが、

ワタシにはギターと日記があったので

まあなんとか缶詰生活を乗り切った

やっと朝になり、

無機質で何も無く暇で、

キレイなホテルから

出発できると、皆んな意気揚々とロビーに荷物を背負って集まった

すると、

ヘイ、ユー！

ユーはムンバイ行きだね。

皆んなはコルコタ。

ムンバイ行きは今日は無くなったから！

君はもう一泊だよ♪

……

ぐわーーーーっっっあああ

ツライ。ツラ過ぎる……

昨日はだって…12時間くらいじゃん…

明日って事は…もう24時間という事だ！

……ぐわーーーっっっあああ

仲良くなった人達に

がんばーと笑って応援してもらい

彼等を見送った…

ホテルには

だーーーーれもいない！

飯は昨日の夜と全く同じのが

3回出てきた！！

やっと人を見たと思ったら、

愛想の無い他国アジアの

エリート風の夫婦。

話しかけるも

トキの様に受け流されてチーン…

流石にあまりに暇だし！

俺がカワイソウ過ぎるので、

ホテルマンに頼み込んで

一周して来るだけだから、

せめて町並みを見たいんだーーーと

散歩30分だけ、近所一周を勝ち取った！

ビザ無しだから本来だめだが、

彼等も同じ人間、

ワタシの事を不憫に思ってくれての温情だ♪

まあ…

特に覚えて無いけどね……

バングラデシュを見るつもりだったけど

外の空気吸って来ただけになってしまったわ！

それ以外、

ただ一人、

ただ一人…

何も無い真っ白な部屋で

明日の出発を待ったのでした〜〜

その１６６ 夢見るゴアへ

幸せなV・Sを発ち、

とうとうインドはゴアへ向けて旅立った

そう

ゴアは初めての旅の時に真っ先に行こうとしていたヒッピーの聖地。

帰国しなくてはならなくて

涙をのんだ場所だ

しかし、今はまだ知らないだけなのです

当時23歳。現在は28歳。

あの出来事はワタシを守ってくれていたんだと痛感するのです。

あの日、23歳のワタシが

ゴアへ行けていたら、

ワタシは完全に壊れていたと思います

まだゴアを知らないワタシ。

さて、

今回はバングラデシュでトランジット。

空港だけでも雰囲気楽しも〜と思っていたら……

あれあれ？！

慌ただしくバンに乗せられ

指定されたホテルへ直行ーー

ビザも無いワタシ達は

ホテルに詰め込まれ一晩過ごすらしい〜

日本人も多いしまあ

オモロソーー♪

……ワタシにだけ事件が起こります！

その１６５ サヌックでサバーイ♪

こんなに長いバンコクは初めてだった

最高に楽しかった♪

終盤には公園でやってる

早朝のヨガや、夕方のエアロビに行っていた、ワハハー

ヨガの先生はタイのおばちゃんで、

太っててポーズを作る度にヨロケていた♪うん、それがいい！

エアロビの先生は凄い体してたけど、

最前列のおばちゃん達は

きらびやかな衣装と化粧をして

ニッコニコ踊ってた！ちょー楽しい〜

そしてやっぱ太ってた〜♪

タイの一般市民に混ざって

公園で体操するの最高だったなぁ〜

ここでワタシはエアロビに目覚めました！

いや〜タイは楽しい国だね〜〜♪