ワタシは本当に家族に恵まれて
生きてきた。
その自慢話、第一弾アネキ。
ワタシは姉弟2人で育った
2つ違いの姉で、
小さい頃は
いつも一緒にいたし、
小学生の頃にはキャッチボールしたり、ザリガニとったり、剣道や習字を一緒に習ったり、仲良く育った。
ワタシの人生初の映画鑑賞。
機動戦士ガンダムⅢ
めぐりあい宇宙。
両親に送ってもらい、
親抜きで、姉弟二人で映画を見るという大イベント。
見終わって親から貰った
超大金千円!でご飯を食べなさいと渡されていたのに、
無い無い無い!!!
あまりに残念だったが、
そんな事より超大金千円!を無くしてしまったという事が、大犯罪の様で親に申し訳なくて、、、
一緒にピッタリ千円だったの〜と
親に報告し、二人してお腹を空かせていたのは、とてもとても良い思い出です。
ワタシに多少オタクの血が入っているのは、間違いなく姉の影響であります。 マンガ等を中心に徹底的にオタクスピリッツを姉に学んだ幼少期。
制服を着るような歳になると
ワタシの写真を持ち歩き、
「ワタシはブラコンだから」だと…
自慢してくれていた。
変わってるよね。
うん、
ちょっと変わった良いアネキ。
もちろんブラコンなんて言葉なんか聞いた事もない。
マザコンという言葉しか世の中に無かったんじゃないかな。
そんな姉はいつも優等生。
真面目で勉強が出来て進学組で、
生徒会をやる様な人。
もう成人した頃だったが、
友人に「お前の姉ちゃんって、道を直角に曲がるよね」と面白いジョーダン言われましたが、
なかなかどうしてだと思います。
頑なな性分と言うか、
言い出したら1番実は聞かない。
どうにもならないから、
いつもワタシがソカソカと
聞き流してやってたな。
唯一の姉に対する自慢
直角か真っ直ぐにしか動く事の出来ない、融通の利かない、真面目で優しいアネキ。
姉は20歳前後まで、
チャゲ&アスカの大ファンでcdを全部持っていたのですが、彼等が紅白歌合戦の出演を断ると、「ありえん!非国民だ」と
ワタシに持ってるcdを全部くれました……
両親がNHKの職場結婚だったからなのか、良いとされている古い伝統行事に背いたからなのか、、
理由はハッキリ分かりませんが、
姉の紹介には
とても良いエピソードだと思います
ワタシはそんな姉と母親に、
真面目や優等生である事や、
机の上で勉強した知識を押し付けられる形で育ったので、
とても反抗的に育ちました。
そんなワタシが好きに
我が道を突き進めたのは
やはり姉の存在が大きかったと思います。
いつも姉は手のかからない人で、
世の中が良いと言うレールを
ほぼ外れる事無く、真面目に生きてくれていたのです。
そんな姉は普通に立派な大学を出て、普通に結婚して、実家の裏にささやかな家を建てて安定した生活を両親の側でしてくれて。
もしそんなアネキがいなかったら、
ワタシも多少なりゆく道を変えていたかもしれません。
そして姉はいつもいくつになっても
誕生日に何かくれたり、
ワタシを弟として心底可愛がってくれるのです。
ワタシのカレー屋を
いつも1番喜んでくれて、
美味しいオイシイ言ってくれて、
店の良い報告を嬉しがってくれました。
早く次の店やって、喜ばせたいぜ!
オープン当初、
まだ店が暇だった頃。
姉は良く来店してくれました。
良く食べて飲んでくれて、
次の客が来るまで
自らサクラしてやるよと、
目立ち過ぎない様に
静かに本を読んだりして
誰よりも応援してくれました。
二人とも実家、
実家の裏に長く居た為、
普通の離れ離れになる姉弟より、
何倍も何倍も濃く過ごし、
しかも仲良い姉弟です。
こんな自慢のアネキは他にいないだろうなぁ〜♪
ワタシは……
何一つその恩を返していない!!
姉に対する負債がGDP超えてるぞ!
うーーむ……
でもまぁ…弟だから…
……
いつもありがとう!
恩は……
返せる気せーーへーーん♪