愛宕山(京都)
標高:924m
標高差:840m
距離:約4,000m
3歳までに登ると生涯火事にあわない・・・といわれる山で
大好きなユーユのお供で参加させてもらいました。
(かつて私も3歳未満児で登った山です)
ユーユ・めぐおさん(ユーユママ)・かっちゃん(めぐおさん友)
チー・私の5名。
朝8:00過ぎ着。
準備を整えて8:20出発しますよ~!
今回も山ガール風。
出発してすぐの橋で、いきなりストップ
先が思いやられます・・・
さぁ、ここが入口。
二人ともキメポーズで出発!
ここ、愛宕さんは登り始めから急登でイヤになります・・・
が、チーは「ユーユと富士山(間違ってるけど)登るの?」
と楽しみにしていただけあって
ガツガツ登りますが、すぐに「抱っこ~」
最初は言ってみたいんでしょうか、すぐに言わなくなりました。
二人仲良く登るかと思ったら、二人が手をつなぎたいタイミングが
ちょっとずつズレていたり
相手の持ってる棒が欲しくて取り合ったり
もう、それはそれは仲がいいとは思えないくらいのケンカ勃発。
こんな感じで、チーが「つながないの!」で拒否。
何度もフラれた腹いせでしょうか(笑
ま、それでも
お菓子timeは仲良く食べてました。
なんでも二つ同じものがないとダメなんでしょうね。
二人手を取って私たちを引っ張るくらいの勢いで登る・・・
そんなことをイメージしていたので
五合目に着いたころには、すでに11:47。
大人の足で登り2時間~2時間半だから、その倍!と思っていたら
目測が大外れで、すでに3時間経過・・・
寄り道、道草、お菓子、ジュース、ケンカで時間を取られ
ちょっとずつグズグズ言い始めたので
拾ったドングリを点在するお地蔵さんにお供えしよう!作戦。
これは結構効果があって、目標持って楽しくできたみたいでした。
でも、すぐに寄り道り~・・・
ま、見たことないものがいっぱいで好奇心旺盛だからしょうがない!
時間の経過とともに、息は上がらずとも足が疲れてくる大人3名。
めぐおさんに手を取ってもらって登ったり
かっちゃんに手を取ってもらって登ったり
私の手を離して自分から「つなご♪」って言うあたり
一体、誰に似たんでしょう・・・
電車ごっこなんかもして登りましたが
これも誰がどこを持つかで叩きあいのケンカ・・・
ケンカしてもすぐに「ユーユ」と言いだすことがわかってるから
笑ってみていられるけど、取っ組み合いになりそうでした(苦笑い
天気もよく登山者もすごく多い日で
中学生からお年寄りまで
みんなに
「頑張ってるねー」
「こんにちは」
って声かけてもらって、まんざらでもなさげで
手を振り返したり
「こんにちはー」って言ったり
とってもいい顔して登ってました。
そんなこんなで7合目ちょいの水尾別れですでに13:00過ぎ
なんとか山頂まで登らせたいスパルタなひどい私は
背負子に乗りたがるチーをあれやこれやと言い
最後にはお菓子で釣ったりして
もう食べ歩き状態で登らせました・・・
途中のトイレもその辺で何とかできましたが
スカートをまくりきれずに濡らしてしまい
しかも山頂付近は寒くて
上下ピンクというパー子状態。
なんとかかんとか、みんなで声を掛け合って
14:00過ぎに登頂!
なんかポーズとってますけど(笑
最後の神社までの階段も登り切りました!
ユーユも頑張って登りました!
ようやった!ようやった!
お札を買って、やっとこさお弁当。
もう、みんな腹ペコ。
とはいえ、すでに14:30で日没を考えるとゆっくりもしてられず
サッサとおにぎり食べて、トイレ行って
下山開始。
背負ってすぐに寝ました・・・
15:00下山開始。
すでに6時間ほど歩いているため足がプルプル。
普段は、荷物をTOMくんと分散していますが
今回は分散もできず、さらにチーのリュックも持ち
寝た子の重いのなんのって!
いかに普段TOMくんに甘えてるかわかりました・・・
2時間もかからず下りれる・・・
と思っていましたが、それは普通の大人の足での話。
背負いなれない子供を背負っての下山は過酷でした。
自分一人だとコケても何とかなりますが
子供背負ってコケれない!
これまたプレッシャー!
「なんの罰ゲームだろ・・・」(by.かっちゃん)
最後の方なんて笑いがこみ上げてくるくらい足が辛くって
昔、泣いた立山や白山の山行を思い出しました。
【5/40】の看板が見えてからの下り
さらには、最後の最後にあるコンクリの急な坂
もう、足が壊れるんじゃないかと思ったくらいに辛かった。
でも「おかーさん、がーんばれ!」って背中で応援してくれるので
なんとか(というかそれしか選択肢ないし)無事に下山。
16:45着。
日暮れギリギリ間に合いました。
登り6時間、下山2時間弱。
無謀と言えば無謀な山行だったかもしれません。
「ぼくだったら、そんな計画たてない」
ってTOMくんに言われ、私のエゴだったのかなぁと反省しつつも
自力で頂上に立ったチーを誇らしく思い
いい経験になってほしいな~とも思う私なのです。
帰りに
「ユーユと愛宕さん登ったね~」
って自慢げに言ってたから、ちょっとは自信になったのかな。
ケンカ以外では泣かなかったから、山は嫌いではないのかな。
今回も、ちびっ子を連れた家族が何組かいましたが
みんな男手(担ぎ手)があり
楽しそうに登っていましたが
私が昔、練習として登っていた時期は
母子二人で登って、子供が泣きわめく姿を何組も見ていました。
そういう親子はいなかったけど
そりゃ無理だ~・・・って痛感しました。
お友達と一緒なら何とか登れると思い
ちゃんと登れはしたけれど、時間はギリギリ・・・
私の母曰く、私はまったく手をつなぐこともなく登って下りた
というので、なんでだろ?
3つくらい上のお姉ちゃん(友達のお姉ちゃん)がいたからかな?
“3歳までに登る”ことは達成できたけど
しばらく愛宕さんは登りたくない・・・