中国からニーハオ!

大家好!みなさんこんにちは!

☆海外旅行で自分の国と歴史を知る!?

2012-02-08 15:10:03 | 旅行
  韓国・中国に行ったとき!
  韓流ブームでまた韓国旅行が増えているようですが
 すぐ隣の国でも意外と知らないことが多い

  韓国の人が日本にくる場合必ず奈良・京都を訪れる人が多い、
 なぜならそこには韓国の歴史のルーツがあるから
  百済の時代に日本の九州・四国など百済の支配下にあったこと
 と奈良・京都の都作りにも大きく関与しているのでそれらの建造
 物や都そのものが現存している。
  また韓国語では゛国の゛ことを゛ナラ゛といい奈良という名前も
 その由来からつけたという俗説もあるように韓国にとっても関連
 が深い。

  韓国に行ったとき韓式料理を食べると、刺身、天ぷら、お好み
 に似たチジミ、鍋料理などフルコースで食べられるが、その中に
 も日本の料理と類似したものが多々見られる。

  街中でも海苔巻きは常食にもなっていて、海苔巻きは日本から
 来たものとされている。またご碗を炊いた鍋底にのこった焦げご
 飯にお茶をいれて食べるメーニュー(スンニョン)日本でいうとお茶
 漬けや、韓国の代表でもあるキムチの原料である唐辛子
 日本にはポルトガルの宣教師から伝わり豊臣秀吉が文禄の役
(1592年)の際に初めて韓国に渡ったもので、それから保存食とし
 て使われるようになったという言い伝えもあり、こうした食文化
 の中にも文化の交流の歴史がある。

  また、食べる時の風習の違い、ご飯の茶碗をもって食べるのは
 タブー、ご飯は箸でなくスプーンを使いオカズなどは同じ皿に箸で
 食べるのは問題ないとか、麺のお椀にご碗をかけて食べるのは
 問題ないなどの風習の違いなどある。
  また箸も木でなく金物製が多くこれは昔宮廷などでは食べ物に
 毒物などをいれてないか確認する為に銀製の箸(銀は毒物に反応
 して色が変わるので)を使用していた時からの習慣になったとさ
 れる。また焼肉の時やキムチ・冷麺などをハサミを使って目の前
 で切ったりするのを初めてみるとびっくりする。
 
  韓国を旅していて夕方薄暗くなると特に気がつくのが建物の上
 に十字のネオンが目立つ、多いところでは100m間隔で立ち並
 んでいるところもあり教会がいかに多いか感じる。
  韓国では46%(4人に1人)がキリスト教であり、アジアの中
 でこんなにキリスト教が多いことに驚かされる。(日本は1%満た
 ない)歴史としては中国、韓国、日本いずれも仏教の歴史がかな
 り古いのになぜ?と思うことがある。韓国では1900年代前半
 より一気に増えている。

  この要因の多くは日本が関連している日本の支配下にあったこと
 からの反動(日本は仏教が主なので)や朝鮮戦争のアメリカの影響
 もあったことも大きな要因となっていたりする。

  韓国語(ハングル文字)の表現についても、日本からの支配が
 終わった時、街並のすべての看板を漢字の文字(日本をイメージ
 するもの)をなくしほとんどハングル文字に変えたのも日本の支配
 を払拭する考え方に基づき、街並みの派手なハングル文字の看板が
 目につくのもこの影響から。

  これは歴史的な建物に対しても同様で朝鮮総督府(景福宮の正
 面に建てられた当時の官庁)これは日本が韓国併合(1910)し
 たとき建てられた(1925)建物で戦後博物館としてつかわれて
 いたが日本統治下のイメージがあるということで歴史的な価値のあ
 る建物で取り壊しの賛否意見別れたけれど結局1995年に取り壊
 してしまった。

  韓国の人達の中には、まだこのように日本に対する考え方を持っ
 ている人もいる事も事実でありこのことを知っておく必要がある。

  中国も同様、まだ最近現地で、南京に行きたいという話しをしたら
 日本人はあぶないから行かないほうがいいよという答えが返ってきた
 ことがあった。今年新年早々に『金陵十三釵』という題名で主役の
 牧師役にバットマンのクリスチャン・ベール、監督が北京オリンピッ
 ク開幕式で有名な張芸諜が映画監督で13人の少女(日本の慰問婦
 にされそうなる)が教会に逃げ込みまた負傷した中国軍を助け日本軍
 から彼らを救うという内容で南京に進撃したときのストーリーで、
 南京の日本のイメージを強く出した映画でもある。

  このような映画は中国政府も奨励していて、年明け早々にこのような 
 映画を上映するのは中国も今年政権交代するので政治的な方向性も持
 っていると読める。またテレビではこの時期の日本軍(悪者)と中国軍
 や義勇軍が戦い勝つというストーリーがドラマの半数占めていて、日本
 と中国の問題があるとすぐ反発するのはこのようなテレビ映画の影響が
 強い。

  地方によってはテレビ・映画などで日本に対する昔の印象のままもっ
 ている場合もあり、特に気をつけないといけないのは終戦記念日とかの
 特別な日があるのでそのようなときは行動言動に気をつけないといけな
 い。

 だからといって韓国・中国は旅行するにあたっては安全な国であるのは
 間違いなく、別に特別知識がなくても普通の旅行は楽しむことができる。

 しかし、これらの歴史や知識を持って相手の国を訪問することでその国
 のことをより深く理解し、また相手の国で日本のことを再発見できること
 もあるので、旅行をする機会にこうした歴史の勉強や風習などを改めて
 勉強するのもいいのでは・・・


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