昨日、Fish On 王禅寺 で今年の初釣りをしてきました。
ここは、管理釣り場(通称:管釣りといいます。)でルアーやフライフィッシングができます。管理釣り場というと、街中にある釣堀を連想すると思います。確かに、釣堀といえばその範疇に入ります。しかしながら、その奥深さからすると、管釣りはいわゆる巷の釣堀とは全くの別物です。
餌でニジマスを釣るのは簡単ですが、ルアーで釣るためには、それなりの知識・技術・経験を必要とします。そこに、ルアーフィッシングの奥深さと楽しさがあります。
ニジマスがメインとなりますが、ブラウントラウト、イワナ、イトウなども放流しているので、たまに釣れます。
管釣りは、魚の大きさを競うのではなく、数を競うのが他の釣りと異なります。数を釣る人ほど上手いということになります。
この釣りは、ライン(道糸)を見て釣ります。アタリが竿に伝わるのを待っていては数は出ません。魚がルアーを「チョン」とつっついても、竿までアタリはこないのです。魚がルアーをつっつくとラインに微妙な変化が現れます。このラインの動きを見てアワセを入れます。難しいように思うかもしれませんが、実際、簡単ではありません。そこに、この釣りの面白さと、奥深さがあるのです。
ちなみに、ラインは3~4Lb(0.8~1.0号)を使用します。この細さで、60センチを超えるビックトラウトが釣れます。ロッドとリールドラグの組み合わせでラインの細さをカバーします。あとは、魚とのやり取りです。ルアーはスプーンで1グラム前後という超ライトタックルを使用します。
刻々と変化する天候や魚の状況を読み、ルアーの選択、カウントダウン(魚のいる深さ=タナ)、リトリーブ(リールを巻く速度=魚の活性)等々を考えます。これ等のことを考えないで漫然と同じことをしてても釣れません。
なんでもそうだと思いますが、簡単にできてしまったらすぐに飽きてしまいます。
管釣り(Fish On 王禅寺)のいいところは、①ロッド、リール、ルアーがあればすぐに出きるというお手軽感 ②釣った魚を持ち帰ることもできるので、晩御飯のオカズになること ③3時間で2,600円(平日の日中)というエコノミー性 ④王禅寺(川崎市麻生区)という近場にあること ⑤貸し竿があるので手ぶらでもOK ⑥トイレがあるので女性でも安心 ⑦安全なので女性・子供でも大丈夫 ⑧数にこだわらなければ誰でもそこそこ釣れること ⑨売店があるので仕掛けやルアーが現場調達できること ⑩仕事帰りにナイターもできること 等々です。
昨日は、3時間で10匹という貧果でした。今年の初釣りということと、ニジマスは冷水魚なので時期的に水温が高く活性的にかなり厳しいことを考慮すればまずまずの釣果です。なにより、釣りをしているときは、釣ることしか考えていないので、日常のしがらみから開放されます。
釣りをしながら飲むブラックコーヒは格別でした!
Fish On 王禅寺: http://www.fishon-oz.jp/
釣り場風景(建物は受付、売店、レストラン)
昨日のニジマス!
昨日のヒットルアー!(クランクベイト35DR、スティック茶、スティック赤)
横浜南釣り同好会では、これも予定に入れてます。
興味のある方、是非、ご連絡願います!
未経験者、初心者、女性でも大丈夫!
※横浜南支部関係者に限ります。