海ちゃん

ノンノン

って、名前にハートマークつけて呼んでくれる彼女が
いなくなってしまってから、もう少しで5か月がたつ

いまだに…
たくさんのタラレバと
たくさんの後悔と
たくさんのごめんなさいを抱えたまま
毎日を送ってる
お互い、気をつかわずに話せていたら
りんごはワタシの隣にいたかもしれないし
彼女もどんなに安心しただろう

でも
ワタシのところに来るよりも
迎え入れてくれた家族全員に
可愛がられ大事にされて
りんごは今、絶対に幸せ
時々会うこともできるし
優しくて素敵な方
感謝しかない
りんごは思っていた以上に強くて賢い
大丈夫
大丈夫
りんごはうちに来るよりも絶対に幸せ
良かった
でもね
どうしてだろう
そう思っててもね
まだ時々
心が壊れそうになるんだよ
いい大人なのにね
情けない
ワタシもとっくに人生の折り返し地点は過ぎてる
最後の最後まで頑張っていた彼女が待つ場所に行ったら
話したいことがたくさんある
『頼ってくんの遅いから!』ってまずはお説教ね
一緒に食べることができなかった、あのかき氷や

パンケーキ食べて

海斗と海音との時間を大事に過ごして
できれば海音にも海斗のように長生きしてもらって介護して
そしていつかそっちに見送って
数十年先
ううん
もしかしたら明日までかもしれない
いつまでかわからない残りの人生あなたの分も楽しんで
そっちに行くから
約束してたお茶会、バーベキュー、鍋パーティーしながら
たくさん話そう
それまで待ってて

一緒できた
ハチャメチャなボーダーコリーライフは
め~ちゃくちゃ楽しかったよ
これからはそっちから笑って見てて
また会えるその時がくるまで

またね