M君は、この冬場でも、部屋ではパンツとシャツで過ごしているそうだ。
さらに、トイレでは素っ裸になるという・・。
つまり、「裸族」のようなヤツだと思っていたら、それを上回る人間が身近にいた。
F木くんは、部屋では素っ裸なのだそうだ。どんなに寒くてもエアコンをかけない。
「安心してください。穿いてますよ」じゃなくて、すっぽんぽんのぽーんだ
理由を聞いたら、「寒い冬だからこそ裸になるんですよ」
俺は「はあ・・??」
F木君「なんか、自分を鍛えたいというか・・」
どうも、メンタル面を強くしたい願望があるらしく、それが昂じて裸で生活しているらしい。
宅急便がきたら、ササッと着替えて出るそうだが・・それにしても寒くないのか?
F木君「いえ、全然平気ですよ。外出する時もTシャツで大丈夫です」
世の中には、恐ろしい男がいたもんだと身震いした。
ちなみに、昨日は、冬用のジャケットとマフラーをしていたのだが、
それも、周りから「薄着はこっちまで寒くなるから止めてくれ」とか
「服がないなら買ってあげようか?」なんて言われたからで、仕方なく着てるのだそうだ。
しかし、この寒さで、部屋では裸、外でもTシャツ一枚で平気なんてのは、数千人に一人いるかいないかの稀有な人間だ(笑)
まあ、そういうわけで、自分の周囲には、ほとんど裸族のM君と、
裸族の王つまり「裸王」F木君がいるのであった。
しかし、そんなM君でさえ「F木君は変態だ!」と先日切り捨てた。
俺はF木君に言った「いや・・もうこうなったらとことん自分の道を突き進むべきだ」
するとF木君は「ですよね?いきますよ、どこまでも!」と言った。
行くがいい・・地の果てまでも、北極や南極の氷の果てまでも行くがいい
南国生まれの俺は知らん