この完走メダルは、寺社仏閣が多い奈良にふさわしい「瓦」をモチーフにデザインし、本体を陶器で製作しました。日本最古の瓦が、今でも元興寺で使用されていることは有名です。裏面の模様は、古代の軒丸瓦をイメージしました。形状は、東大寺の八角燈籠や興福寺の南円堂、正倉院の八角鏡など、奈良でよく用いられる「八角」です。万里の波濤を乗り越えて帰国した遣唐使は、奈良の都の甍(いらか=瓦)を眺めて万感の思いを持ったのではないでしょうか。文化財あり、山野あり、鹿ありの起伏に富んだ42.195kmを駆け抜けたランナーの皆さん、お帰りなさい。そして完走おめでとうございます。
と袋に書いてあります。
と袋に書いてあります。