YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

カンボディア・アンコール遺跡とヴェトナム・ハロン湾 撮影の旅 1

2016年03月24日 | 写真

3月18日から3月24日の行程での撮影旅行でした。

 

18日

ホーチミン経由でカンボジア、シェムリアップ空港に到着したのは17時半(日本時間は19時半)でした。

イエロー・マンゴというレストランでクメール料理を楽しみ、その後夜のオールドマーケットを一周りしました。

書く刺青、なかなか綺麗でした。

 

19日

5時半にホテルを出発。
広大なアンコール遺跡群の入り口で入場券を購入しました。3日間で40US$。顔写真が印刷された身分証みたいなものが配布されて驚きました。このチケットは場所場所で係員にチェックされました。

私も含めて、暑い中を大勢の観光客が詰めかけていました。
野生の猿が若い女性の食べ物を奪っていて驚きました。係員が飛んで来るとさっさと逃げますが、見えなくなるとまた現れて観光客を脅します。 

ペンメリアは苔むした廃墟のような石の遺跡です。
ここで伝統衣装を身にまとったモデルを撮影しました。モデル撮影は初めての経験。なかなかうまくは撮れませんでした。

 

20日

プサールマーケットは庶民の台所。
ものすごい混沌の世界でした。狭い路地をオートバイがノロノロと走っていきます。 

 

9時半には伝統の宮廷舞踊を習う子どもたちの撮影でした。

手の指先から足の爪先まで不思議な動き方をしてました。

次に訪れたのは手工品の学校。
漆塗りの風景です。

 

次に向かったのはトレンサップ湖。
湖上の小学校を訪問しました。

 

トレンサップ湖に流れ込むシェムリアップ川に舟乗り場があるのですが、水深が浅く、子供が同乗して砂に乗り上げた時は竹竿で脱出します。
川と湖ではスクリューの深さを手動で変えるのですが、これも子供がやっていました。

多くの子供が大人の手伝いをし、観光客に小遣いをねだります。
ホテルにも「子供がお金を稼ぐと親が子供を学校に通わせなくなるので、小遣いを渡すな」と張り紙がありました。

シェムリアップとトンレサップ湖の間の村も高床式の住居でした。

 

辺り一帯は低い平原なのですが、一箇所高い丘があり、そこにはプノン・クロムがありました。
暑い中をここまで登ったのに、夕陽は雲に隠れて肝心の写真を撮ることは敵いませんでした。

ヤマタノオロチならぬ七首の蛇です。
アンコールワットから受け継いできた意匠のようです。

 

21日

 5時半にホテルを出発し最初に向かったのは、王が沐浴をしたと言われるスラ・スラン。
太陽が昇るのを捉えました。

 

バイヨンはアンコールトムの一部をなしており、様々な顔が等に描かれています。

 

木に侵食された遺跡 タ・プロームは駆け足で、写真だけ撮ってきたという感じになりました。

 

市内に戻ってヒンドゥー教ではなく仏教のお寺にも足を入れました。
寝仏が安置されていました。

 

 この後シェムリアップ空港から、ヴェトナムの首都ハノイに向かいました。

 

22日

8時にホテルを出てハロン湾に向かいました。

実はこの日の午前3時頃、激しい震えが来て下痢が始まりました。
ここから帰国しなくてはいけないかなどと考えましたが、とりあえず止瀉薬と解熱鎮痛薬を服用し、なんとかバスに乗ることができました。
4時間程度のバス移動で、体を休められたのも良い方向に進んだのかと思いました。

ハロン市内を撮影しました。

港のマーケットはお母さん方の領域で、男性少数派でした。

お寺もちょっと覗いて・・・。

 

 23日

雲が重く垂れて朝日の撮影は無理ということだったので、ホテル出発は8時となりました。

9時にクルーズ船に乗り込み、絶景を見ました。

鍾乳洞を要する島もありました。(ティエンクン鍾乳洞)
洞窟は素晴らしいのですが、あまりにも手をかけすぎて俗化しすぎていました。
立派な階段は観光客の安全寄与すると思いますが、噴水や色とりどりの照明は興ざめでした。
これだけたくさんのクルーズ船が、ティエンクン鍾乳洞を見ている観光客を待っているわけです。

この後、島々の間を抜けながらご飯をいただくのですが、これを見越した漁師船がクルーズ船に横付けし、魚介を入れたかごとともに漁師さんが乗り込んできます。
私は大アサリとシャコを購入し、船で焼いたり茹でたりしてもらいました。これが美味しかった!

 夕刻にはハノイに戻り、旧市街の様子を撮影しました。

 

ホアンキエム湖の辺り

 

バスの車窓から、ホーチミン廟、オペラハウスなどを見学した後、オペラハウスにほど近いPress Clubで高級フレンチをいただきました。
この旅行で初めて「スターバックス」を見たのもここでした。

 

ヴェトナムを案内してくださった現地ガイドのNGUYEN BAC HAI氏は大変な物知りで、自国の内政の矛盾点や、外交の難しさなどを説明してくれました。 

またヴェトナムに行くことがあったら、また彼にガイドしてほしいものです。

 

 この企画をされた日放ツーリストの麻生氏にも感謝申し上げます。



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