このプログラムは文化庁文化芸術振興費補助金によって開催された。
前半の一部ではオペラ、オペレッタの序曲を演奏し、弦、木管、金管、
打楽器と分かれてエッセンスを演奏し、その特徴をわかりやすく観客に
披露してくれた。わかりやすくてとても良かった。
後半の二部では仲道郁代氏によるベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調《皇帝》が演奏された。
演奏は田口邦生指揮、イバラキ・ニューフィルハーモニックであった。
なんとイバラキ・ニューフィルハーモニックの有観客公演はこの日が
初ということだった。
わざわざ仲道氏の使用楽器が明記されている。
係の方に聞いたところ「持ち込み」なのだそうだ。
素晴らしい音だっった。
以前の仲道郁代氏のCD「CHOPIN Waltzes」で、
1842年製プレイエルと2013年製スタインウェイ
で弾き比べておられたが、ベートーヴェンには
ずっしりとしたグランドピアノCFXで鳴らした
かったのだろう。
イバラキ・ニューフィルハーモニック メンバーリスト
やはり音楽にはある種の力があると感じた。
今後も機会があれば聴きに行きたいものだ。
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