喜びの声

相馬市立飯豊幼稚園より、御礼のお手紙をいただきました。

抜粋して紹介します。

まずは、先生から。

相馬ポニー牧場の皆様には、お忙しい中飯豊幼稚園の子どもたちや保護者の方々に、乗馬体験やポニーとのふれあいをさせていただき本当にありがとうございました。今年は、大震災や原発事故の影響で、子どもたちの遊びにもいろいろな制限があり、思う存分戸外遊びや自然とのふれあいを楽しむことが出来ませんでした。そんな中での乗馬体験。今まで経験した事もない乗馬やポニーとのふれあい。ポニーにふれたり、乗ったりしたこともなかった子どもたちが、自分一人で乗って歩くことができた喜びは、大きな自信と満足感を味わうことができたように思います。その思いは、子どもたちの嬉しそうな表所に表れていたように思います。子どもたちにとって、とても貴重な心に残る体験をさせてくださった、ポニー牧場の皆様に深く感謝いたします。

 

続いて保護者の方から。

朝から「お馬さんくるんだって」とはしゃぎながら用意をしていました。馬に乗れたこと、ずーっと笑顔で話してくれました。　～中略～　子どもは、馬とおいしい料理から笑顔をもらい、私は子どもから頑張る元気と笑顔をもらい、いい一日でした。

「ポニーに乗って手を離して、みんなに手を振ったんだ！」ポニーに乗れたのがとっても嬉しかったみたいです。とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。被災地で生活をしているということを、こんなにまわりの方々に心配され、福島の人々は支援されて、今があるのだということを、改めて実感する機会になりました。　

 

こういったお手紙や反響で、我々も元気が出ます。ありがとうございました！

石巻市 渡波学園 万石浦幼稚園

11月8日（火）

まだまだ津波の跡がナマナマしい石巻市万石浦。

津波の大きな被害は逃れたものの、かなり冠水したようで、園の前の道は舗装が剥がれていました。

幼稚園周辺の地図

姉妹園の長浜幼稚園は津波の被害を受け、休園中です。

 

長浜幼稚園から移ってきた園児も含め、総勢150人。みんな元気いっぱいでした。

馬運車から降りてきたポニーを出迎えてくれています。わくわくドキドキが伝わってきます。

 

年長、年中、年少。総勢150人です。

まずは、年長組さんの男の子から。キチンと座って待っています・・・（始めのうちだけ）。

楽しくなってくると、ポニーと一緒に歩きたくなるようです。

先生方も喜んで下さいました。

大コーフン！

待っている子はサッコとのふれあい。

天気にも恵まれて、楽しい時間が過ごせたと思います。

姉妹園は大きな被害を受け、心に大きな傷を負っている子もいたでしょう。

仮設住宅から通ってくる園児や先生たちも多数いました。

子ども達が笑顔で楽しみ、それを見た先生（大人）も笑顔になる。

笑顔の連鎖です。

 

おまけ

【弟】もいましたよ。

 

 

YMCA加茂保育園のブログ

11月28日に出掛けた保育園のブログで、ポニーの様子が紹介されました。

子どもたち、みんな良い顔してます。

YMCA加茂保育園のブログ

 

報告ブログが滞っています。随時UPします。

ご支援ありがとうございます！

(財)ハーモニィセンターの東北支援活動事業にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 

お預かりしている支援金についての報告です。

 

【平成23年12月2日までの支援金累計金額】

2,615,036円

 

【平成23年12月7日までの支出金額】

436,358円

主な使途は、

燃料代(馬運車、ハイエース）

ヘルパー食事代(スタッフ含む　活動日の朝食弁当、昼食弁当、夕食）

事務費（打合せ、会議費）

資材費・消耗品費

です。

 

独立行政法人福祉医療機構の助成を受けた、社団法人中央青少年連絡協議会の「ポニーに乗せて夢届け事業」ならびに、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会の「被災地支援(馬とのふれあい)事業」として出掛けていく事が多くありましたが、今後はハーモニィ単独での「東北支援活動」に移行していきます。

これからも被災地には、長いスパンでの支援が必要となります。

被災した方に直接、支援金や支援物資を届ける事も、まだまだ必要です。

ただ、我々はポニーを届ける事＝精神的な支援（楽しみ、癒し、明日への活力etc・・・)を続けたいと思います。

ポニーの持つ教育力は実証済みです。

我々はTPOに合わせた内容でポニーを活用します。方法はひとつではありません。

そしてそれは、大人になったときの豊かな原点作りとなります。

未曾有の大震災があった今年だからこそ、ポニーを届けることが大切だと思って、活動を続けます。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。