おもちゃの広場@ニコニコひろば【さいたま市後援】

2019-03-13 13:04:04 | 広場レポート 関東地区

レポート記入者名:横山真由美(他主催者:武田純子)

利用セット:さくらセット  開催日時:平成31年2月4日(月)10時~12時  会場名:さいたま市立南浦和公民館・和室

来場者数:親=4名、子=6名 (残念ながらインフルエンザが流行している時期だったためか、体調不良による欠:親=5名、子=5名)

さいたま市から後援をいただいて、おもちゃ美術館から届いたgood-toyでの遊び、ふれあい遊びやフェルトを使った手づくりおもちゃ、室内遊びの多い季節柄「誤飲予防ポイントや、やってはいけない処置」の紹介も行いました。

室内に入った途端に、お母様方から「いっぱいオモチャがある!」と歓声がとびました! 広い和室がオモチャだらけに、驚かれたようです。

ふれあい遊びは、ご寄付いただいたイチゴのお手玉や東京おもちゃ美術館で開催された「おもちゃまつり」で買った大きなお手玉を使って、♪ぺったん・ぺったん・お餅つき♪と、以前市の歯科衛生士さんにポイントを教えていただいた「嫌がらない仕上げ磨き」へ自然に移行できる体遊びを行いました。

どのお子様もお母様も、笑顔がいっぱいでした。

手作りおもちゃは、小さな子同室でハサミを使うので、手に持っていない時のハサミの状態をどのような体勢で行えば危険が極めて少なくできるか、細かく説明してから開始しました。参加者が少なく残念でしたが、ほんわかした雰囲気に、初対面の隣のお母様に話しかけているお子様がいたり、安全に遊べるようボランティアスタッフが見守っている中、初対面の0歳男のと1歳女のが、開始5分過ぎに大人から離れ、二人だけで喃語で会話しながら『くるくるトントン』で遊んでいたりと、お母様方もオリジナリティ溢れるおもちゃ作りが楽しそうでした。

『くるくるトントン』で遊んでいた0歳と1歳の二人、互いに譲り合いながら順番にボールを穴に入れていたのですが、ある時0歳のがボールを入れようとして失敗し床に転がっていくと、1歳のに喃語で何か話しかけました。すると、1歳のがさっと立ってボールを取りに行き0歳のに手渡し、また何事も無かったかのように一緒に遊んでいました。とても微笑ましかったです。

オモチャに決まった遊び方は無いのだけれど、毎回どんな遊び方が正しいの?と聞かれる事が多いので、さくらセットのオモチャは各おもちゃの特徴やメーカーがすすめている遊び方をまとめ1枚の用紙にし、受付で配布しました。私物おもちゃも含めて、おもちゃの特徴や遊び方をA3数枚にまとめ会場に貼り紙しました。最初にザっと遊び方の紹介から開始しました。しばらく「さくらセット」を中心に遊んだ後に、私物のグッド・トイ等の中で乳児の誤飲の恐れも懸念されるおもちゃを注意点と共に出して遊びました。また、蜜蝋・キヌカ(米ぬか油)やミルクペインターを使った手作りおもちゃも紹介しました。(東京おもちゃ美術館のイベントで作ったオモチャが多数)

今回は、ご参加いただいた全てのお母様が横で見守り、素敵な反応をしてくださっていたのが印象的でした。どのお子様も安心して、オモチャに集中している様子が見受けられましたし、お母様の反応で新しいオモチャに興味を持つという場面も幾度も拝見しました。

0歳の女の子が、最初はお母様と『カップ』で遊んでいたのが、次第に自分の世界に入って頭で想像しながら動かしているように見えたり、絵本とリンクしている迷路『ぺりーくんのきのみやさん』の絵本をまるで字が読めるように読んでいたり・・・

1歳の女の子は、同じ『ぺりーくんのきのみやさん』の迷路に興味があり、お母様に見せに行ったり、『飛んでキャッチ』を初対面のお姉ちゃん・お姉ちゃんのお母様と3人で遊んだり・・・

姉弟で参加された親子は、お母様が3歳のお姉ちゃまの『着せ替え人形』でのファッションショーを見ながら、子ども達と積み上げた『六角ひねり棒』をキープされていたお蔭で、2人そろって倒しっこをしていたり、歳の弟ちゃんはお姉ちゃんの傍にあった積み木や『レゴ』の大きなブロックにも興味深々でした。

まだ生れて日が浅い弟ちゃんと同じくらいから、お兄ちゃんと「おもちゃの広場」に参加していた2歳のお姉ちゃんは、毎回出ている私物の『ひっつきむし』の新しい遊び方(お母様が磁石にくっつけた状態の虫君を手で取るゲーム)をしていたり、『ハンマートイ』を楽しんでいたり・・・

おもちゃコンサルタント仲間がオリジナルな工夫を加えて作ってくださった『カタカタ人形』や『はしご下り』も人気でした。

何年も前に販売中止になって残念なのですが、楽器のヤマハ製『サンドループ』も毎回興味を示す子が多いです。

帰り際、「こんなにたくさんのオモチャが広がっている会場を初めて見た!」と参加されたお母様から言われたのが、とても嬉しかったです。

お母様方のご感想は

・木のオモチャが良かった

・普段の子どもとの遊び方がわかった

・遊びの幅が広がった

・とても楽しかった

・今まで使った事のないオモチャの使い方が分かった

・もともと「おもちゃ美術館」に興味があったから、参加して「おもちゃ美術館」に早く行きたくなった

・子ども達が沢山のオモチャを前にとても楽しそうで、自分も嬉しくなった。また、「おもちゃ美術館」のオモチャで遊びたい

・自分が作ったオモチャで遊ばせられたのが良かった

・自分が作ったオモチャの完成度が高く、子どもが喜んでいる

・子ども達をたくさんのオモチャで遊ばせつつ、手遊びや子育ての工夫・注意点についても情報をもらえて、とても楽しく有意義な時間

・いずれ、このような活動に関わっていきたいと思った

 


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