先日、尼崎で行われた、「チュンイー ザ・レジェンドオブ・カンフー」の舞台を息子と一緒に見に行ってきました。実際の少林寺の修行僧が出演することで話題になったショーです。
「ザ・レジェンドオブ・カンフー」の舞台は何年か前に一度見たことがあり、その時は少林寺の歴史を紹介するという内容で、主に技が主体のビックリショーでした。
今回は、「チュンイー」という主人公が入門してからカンフー・マスターに成るまでの人生を描いたショーで、所々バレエのダンサーが出演して踊ったり、その合間にビックリショーをやったりするという内容でした。
私からしたらバレエの踊るシーンはいらなかったですが、見に来ていた人の中には太極拳をやっているおばちゃんが多かったので、その方が良かったのかもしれません。
私と息子の席は、一列目のど真ん中で、ショーが始まると、あたりが真っ暗になり、私の真ん前に、横の方から修行僧が出てきました。そして音楽に合わせて、いきなり木魚を叩き始めました。
私のわずか1メートル前で、中腰で一心に木魚を叩く修行僧を見て、笑いがこみ上げてきましたが、笑うわけにもいかず、修行僧の顔も見れずに戸惑ってしまいました。
途中のドライアイスが出てくる場面では、出し過ぎやろうというぐらいドライアイスの煙が出てきて、息子も両隣の人もむせまくりです。明らかにやりすぎです。
今回はショー的な要素が強く、戦闘シーンが少なかったように感じましたが、頭で鉄の棒を割ったり、槍を喉に突き当ててそれを曲げたり、いろいろなビックリショーに満足して終了しました。
外に出ると、「ステージで使ったもの」と書いて鉄の棒や木の棒、石などが展示してありました。息子は修行僧がやったように鉄の棒を頭で割ろうとして、どうも本気でやってしまったみたいで家に帰ってからも「頭が痛い」と言っていました。お間抜けです。
帰りに電車の中で、「カンフーー・マスターって何?」と聞かれて、答えられませんでした。「ポケモン・マスターみたいなもの」と答えれば分かりやすかったでしょうか。
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