10月9日 水曜日 一時
学生時代、がんばりが評価されなくて不満に思ったことはないだろうか?
自身の体験だが、中学校に上がって最初の通信簿がごくごく平凡なものでショックを受けたのを覚えている。
確か学年での順位も真ん中から少し上くらいだったのではないか。
(僕はもっとできるはず!)そう思って奮起した。
以後、順位は上位グループの末席あたりを維持し続けた。
順位が付かなければ頑張ることはなかっただろう。
通信簿も同じだ。
今はどうだか知らないが、当時は相対評価方式が採用されており、頑張っても報われないこともあった。
教育課程に進んでから知ったのだが、相対評価の場合は評点の割合が決まっており、10段階評価で最高の10を付けたい子が100人あたり5人いたとしても、3人程度にしかあげられないのだ。
そうすると必然、他の2人の評点は9になる。
逆もまた然りで、最低評価である1も誰かに付ける必要がある。
これに対して絶対評価方式は皆に良い評価を付けられる。
極端な話、全員に10を付けることもできる。
高校はもっと細かくて100点満点の何十何点で評価が付いた。
得意教科でも90点が付いたかどうかだったと思う。
…というようなことを新人君の報告書を添削しながら思い出していた。
彼の国語の評価は常に1か2の評価だったに違いない。
ひみつ🤭日記
競争は社会に必要。
だからナンバーワンよりオンリーワンとかいうのは嫌い。
2位じゃ駄目なんですか?も同様だ。