徒然草-旅人のつぶやき

Let's live for today! tomorrow may never come。。。

昨今のイベントを三者の観点より分析してみた。

2012-08-21 00:27:57 | 出稼ぎ(各種イベント)

んと… 「某・丼屋さんの黒豹嬢」の御意見より。出店もしていない者が、他人様のFBのコメント覧を荒らしてもどうかと思いまして…(汗)

で、いろんな事考えながらキーを叩いていたら… とんでもなく長くツマラナイ文章になってしまった… のでFBではなくブログに。。。(汗笑)




イベントが大きくなれば色々な問題が生まれる。明確な主旨を抱いて立ち上げ、様々な葛藤や苦労を乗り越えて育てたイベント。多くの方々の共感を得れば来場者は増え、その期待に応えるべくブース数を増やし、スタッフを増やし、ジャンルを増やさざるを得ない。資金的には企業の協賛も欲しい。初志がなんとなくぼやけてしまうことを避けるのは難しい。

逆に、初志を貫くことを重んじた場合、それが一般受けしなければ来場者の足が遠のく。となれば、出店者も採算の観点からすれば出店を検討せざるを得ないことになる。そこで規模の縮小を避けるとなれば、出店可否の判定が甘くなることも仕方がない。

初志を頑なに守り、レベルを維持することに徹すれば、規模を縮小し、少数精鋭のマニアックなイベントしての存続を選ぶことになる。そのイベントを心から支持し、楽しもうとする方々達だけの集いとして。もっとも、「原点回帰」と考えれば、それが本来の姿なのかも知れないが。




以上は「主催者サイド」の話し。では「出店者サイド」の見解はどうなんだろう?


各地で行われている「雑貨系イベント」←(と表現していいのかな?) の根源にはいくつかのルートがある。「カントリー系」「手作り市」がメインだとは思うが、実際は「地域のお祭り」「村おこしの手段」なんかも。まぁ、この二つは除外したうえでのお話し。

当初は「楽しもう!」「カントリーを広めよう!」「自分の作った物を使って(食べて)ほしい!」とか、かな。いわば「純粋な気持ち」だったと。もちろん、今もその想いを第一にしている方がほとんどでしょう。そう信じたい。

今は… 売り上げが第一?もちろん「仕事」として出店されている方は当然のこと。売れなきゃ生活に困るからね。「きれいごと」は言ってられない。ただ、その気持ちが露骨に行動へ現れている方も少なくはない。おっと、ボクもその一員か?

売れるイベントには「あの手この手」の秘策を練る。主催者の選考の目をごまかすなんて朝飯前?蓋を開けたらエントリーの内容とは似ても似つかぬ有様だったり。そこまでして出たいなら、自身のレベルを上げるのが先でしょ…





それではお客さんはどう思ってる?


アンケートの内容を読んでると「ゴチャマゼ」だなぁ、と。そのイベントの主旨などは二の次。フリマも手作り市も関係ない。自分の好きな物をいかに安く買うかが第一。まして、ココは関西。とりあえずは「まけてやぁ~!」ってのも。

飲食は?「ヨーロピアンなイベント」に「タコ焼き、焼きそばが無い!」と文句を言う。「行列が長い」とか、2時頃に来て「ランチが売り切れてた!」とか、「○○がメッチャ高い!」とか。「B級グルメ」の影響なのかね… 

来場者さんにとっては、移動販売もテキ屋さんも一緒だから。ってっか、それらの境目が判りにくい。可愛い車でメロンパンを売ってるお兄さんの襟元から「お絵かき」が見えることも… 中には真面目なたこ焼き屋さんもいるけどね。





主催者として、何をするべきなのか。何をしなければ行けないのか。




自問自答を繰り返し、いろんな方の意見を聞き、いろんなイベントに顔を出す。今、何が求められているのか。どうすれば楽しくなるのか。どんなお店が流行っていて、何がブームから去っていったのか。イベントとして一番大切なことは何なのか。

もちろん答えは一つではないと思うけれど。主催者も「人間」であり「出店者」だったりもする。生活がかかっていたり、イベントが趣味だったり。もちろん企業の一員としてならば「仕事」で有るわけだしね。

全てのバランスをとることができれば最高なんだけどね。なかなか難しい。最悪のバランスとなれば、規模は縮小、来場者は減り、出店者も少なくなり、最終的には開催することができなくなる。それはそれで仕方がないことだと思う。



どの主催者も、きっと必死になって考えてる。試行錯誤して、少しでも多くの人が楽しめるように。イベントを継続できるように。もっとも「いかに自分が儲けられるか」を第一にされてる方もいなくはないだろうが…

そのイベントに出店したくない人は出なければいいと思う。自身の想いや信念を曲げてまで出るべきじゃないと思う。変化していくことを「つまらなくなった」と感じるのも仕方がない。だって「出店者は主催者じゃない」から。

そのイベントがツマラナイと感じたお客さんは来なくなるだろう。主催する者の想いやアクションと、それに携わる出店者さん、そこへ来られるお客さんの「気持ち」の繋がりが無くなればイベントなんて成り立たない。



全ては無常。何事も、いつまでも続くわけじゃ無い。理想と現実が合い重なることは不可能に近い。常に形を変えて流れていく。その波に留まるのも自由、離れるのも自由。全ては己の判断。




そう… 誰かが「完璧なイベント」をやってくれれば有り難いんだがねぇ。。。(笑)


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