徒然草-旅人のつぶやき

Let's live for today! tomorrow may never come。。。

消えるもの 残るもの

2013-09-25 23:38:58 | 徒然なること

ん… 「某クレープ屋さん」にコメントしようと書き始めたが、どうにも重たくなったので。。。(笑) ま、かなりシビアな話。希望優位、メルヘンチックな感情や、センチメンタルは得意じゃないから。

企業力、資本力の無い個人事業主が生き残るには商品力が求められる。こだわり、個性、品質、伝統とか、ね。 だが、それがどれだけの人に共感を得られるか、受け入れられるか、求められるか。あとは「雰囲気」ってやつかな?他に類を見ない、心地よく素敵な空間、とか。いずれにしても、とてもニッチな世界。

地球上を圧巻した恐竜も滅んだ。世界統治をもくろんだローマ帝国も、ナチスも消え去った。生き残るためには大きく二つの方向が。状況を的確に判断し、求められるもの、望まれるものに対応できる柔軟な考え方を持つか、何事にも揺るがず、変わらず、ごく少数の支持者により成り立つ体制を構築するか。

守るのか、攻めるのか。消えていく多くの個人商店は、そのどちらもできていない。ただ淡々と、今までしてきた事を繰り返すだけで食える時代じゃない。「ウチは昔から変わらねぇんだよ!」なんて言ってるの、言い訳にしか聞こえない。進歩を止めた伝統は骨董でしかない。一部のマニアだけのもの。

オンリーワン。嫌いな言葉じゃない。ただ、それを受け入れ、支持する人がいればの話だね。仮にそんな人がごく少数であれば、生活するための生業にはならない。まぁ、趣味の範囲でとどめるならいいんじゃない?ってこと。他に稼ぐ方法を持っていればね。

いつもの「某家具屋さん」と、そんな話を繰り返してきた。彼は何年も、同じ課題での輪廻を繰り返しているが、それが彼の生き方。決して楽に食える状況じゃないけれど、それ以外に選択肢がないのだから仕方がない。自分自身、それを理解しているから… 「よしとするか。。。」…(笑)

ボク自身、とてもニッチな仕事。建築屋だが、年に3件の新築を請けるだけ。リフォームも店舗も断ってる。新築においても、年に2~3件はお断りしてる。高飛車?そうじゃない。それが双方にとって、最善の道だと思うから。

代々続く老舗の看板を下ろすのも選択肢の一つ。伝統を覆してでも求められるものを探求するってのも一案。昨日、世間へ飛び出したヤツが一世風靡して大儲けするのも少なくはない。そして、そんなのを一概に否定することはできないと思う。みんなそれぞれ。生きていかなきゃならないんだから。


はい、軽~く酔ってます~(笑) 最近、ちょっと… 心身ともに疲れ気味。。。(汗笑)

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1 コメント

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Unknown (@hide)
2013-09-27 22:00:11
自営業の世界は解らへんけど、解らへんなりに敢えて云わしてもろたら…
伝統・系譜・信念 etc... いろいろ有るんやろけど、またそれが故に拘り通すとこなんやろけど、ほな果たしてそれが現代のニーズにマッチするかどーか云うたら、それはまた別次元やったりする訳で。(生活という基盤の上で考えて)

変革ってのも或る意味必要やと思います。
せやから云うて180°ひっくり返すことも無いやろけど、或る程度は時勢を感知していかな、実際やっとれへんのとちゃうかな?
それはどんな職種にも云える事やと思います。

ただ一つ大事なんは、「これだけは譲れへん」云う「何か」を持つか持たへんか、そこやと思うんですわ。
ガチガチに頑固なんもどないかと思うけど、せや云うて周りに流されてばっかいうのもまたどやねん?思うし。
自分をしっかり持った上でなおかつ時勢に即した変革を遂げていかな、これからの時代は乗り切れへんのと違うかなぁ…と漠然とやけどそー考えさせられた秋の宵です。

すんません、コメントが長過ぎましたね。
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