下木屋の旧幕 富士の巻き狩り

本来は1枚物の幕でしたが、利便性を考え4枚に分割したようです





今の金糸でピカピカの幕とは違い、新調当時は色鮮やかな幕だったことがうかがわれます





それではどうぞｗ

















下木屋には嘉永6年（1853）から伝わる台帳があります





数ページ見ただけなので何とも言えませんが、その年にちょうさを新調した感じです
（注：この幕がその年に作られた物かどうかは定かではありません）





しかし、太鼓張替という項目があったことから





それ以前にもちょうさを所有していたが新たに新調した





もしくは太鼓だけ以前から持っていたか中古を入手したかで張り替えた





下木屋にも「丸亀藩から太鼓を貰った」話が残っています





平田家が下木屋にあったことなどを考えると、全くなかった事でもないのか？





その辺の事も含めてもう少し掘り下げていきたいです





い印太鼓組の資料が出てきていないので現存する最古の資料(大野原八幡に奉納するちょうさのｗ)かと思われます





現存する資料と幕は大野原の文化財と言っても言い過ぎではないと思います