2019年(平成31年)長与町議会の3月定例議会が5日から開会しています。一般質問を行いましたので、その概要をご報告します。
質問内容は、乗り合いタクシー、子ども医療費助成の現物給付、コミュニティ組織のあり方などです。
(実際の質疑応答は58分間行いましたので大幅に省略した概要となっていることをご了承ください)
平成31年第1回長与町議会定例会(H31 3 7③)堤理志議員一般質問
堤 本町は公共交通が充実しているが、移動に困難をきたしている地区もある。高齢化に伴い運転免許証を返納した場合や、買い物、通院などが難しくなる事態も想定されるが、対策を問う。
町長 2地区で乗り合いタクシーの試験運行を実施した。十分な検証のため、試験運行期間を延長し検証していきたい。
堤 子ども医療費助成の対象年齢が中学生までに拡大され、子育て世帯から評価の声が届いている。一方で、役場への申請手続を簡素化してほしいとの意見が寄せられている。その解決法である現物給付方式を推進すべきではないか。
町長 町の財政負担が大きくなることなどから、国や県に対し補助金等の要望を行いながら検討していく。
堤 本町には小学校区を基本としたコミュニティ組織があるが、その構成員から、コミュニティのあり方について疑問の声が出されている。コミュニティの役割を否定するものではないが、本来の目的をはたしているか。
町長 自治会単独では実施が困難な活動を行っていることを考えると、一定の目的は達成している。
堤 団体役員、幹部だけの交流組織になっていないか。
町長 地域活動に長く関わっている方の知見は貴重と思う。
堤 コミュニティ活動を負担に感じる意見に対し、何に負担を感じているのか意向調査を実施してはどうか。
町長 意向調査は実施しないが、様々な意見を聞きながらコミュニティー活動を推進していきたい。
堤 自主的な親睦、交流を促進するため、各コミュニティの拠点に開放スペースを設けてはどうか。
町長 関係課と協議し、施設の使用状況を見ながら考えていきたい。