倉吉市視察研修会

つやまNPO支援センターより
こんにちは！

ringoです


春の香りがし始めた３月９日(土)。
城西地域の視察研修に同行させて頂きました。
向かった場所は、鳥取県倉吉市の明倫地区と成徳地区です。

隣合わせのこの地区ですが、歴史や傾向は違っており、
出雲街道が繋ぐ津山市の城東地区と城西地区に似ています。

それもあってか、
お話を伺ったNPO法人明倫NEXT100の皆様と
NPO法人城西ほりおこし隊の皆様とのお話も弾みました。



こちらの明倫地区では住民が主体となってNPO法人格を取得し、
様々な地域資源を活かした事業に取り組まれています。

例えば、日本ミツバチから採取した蜂蜜の加工品。
例えば、全国から選抜した芸術家のアーティストインレジデンス。
例えば、枯葉を腐葉土にしてさつま芋を作り、次の季節に枯葉を集めて来た方にはさつま芋と交換するという
きつねの小判プロジェクト。

そんな地域の課題を楽しみながら、住民の力を寄せ集めながら地域興し、地域作りをされているというお話でした。

同じくNPO法人格を取得し活動する城西地区も、地域課題についてや今までの取り組みの経緯、
また、その手法等、様々な関心毎は明日からでもすぐに活かせる現実的なものばかり。
お互いに頑張りましょうとの激励が飛び交いながらの楽しいひと時となりました。

会場となった公民館に隣接する「円形校舎」も特別に見学させて頂きました。



何と、こちら昔の学校です。
今は使われていないこちらの校舎ですが、
取り壊しを阻止するために、明倫NEXT100の皆さんも円形校舎を使った企画を凝らしているそう。

中に入るとまず真ん中に大きな螺旋階段が。



それを取り巻くように、外に向かって扇状に広がる教室。
ぐんぐん昇って行くと、屋上からは倉吉市が360度パノラマで眺望できます。
ほら、有名な赤瓦も点在して。



今日の出会いを記念して、こちらの円形校舎前にてパチリ☆



皆さん、素敵な笑顔です^^


そして、次に向かったのがお隣の成徳地区。
こちらは、赤瓦を使った地域興しをされていて、この日もたくさんの観光客で賑わっていましたよ。

地域の観光ガイドさんにお願いして案内して頂きました。



成徳地区の歴史や名所の所以等、へ～ほ～と言いながら散策。
城西地区にもこういったお店があっても良いね～と、
インスパイアされた構想が皆さんの頭に浮かびます。

　　
一生懸命覗くお堀の中には、人面魚が…

1時間ほどの散策の後は、
待ちに待ったランチタイム♪

　

成徳地区にある「清水庵」さんにて、もちしゃぶランチ！

たくさんの種類のもちを、おだしの効いたお鍋でしゃぶしゃぶして頂きます。
他にも魚介の具やお野菜、おうどん、茶わん蒸しに梅肉粥などなど、お腹いっぱい！
普段はなかなかゆっくりお話し出来ない皆さんとも、色んなお話が出来て嬉しかったです。


思い思いのお土産を買物しながら、
この特産品を城西だったら…とか、これだったら出来そうね…とかとか、
品定めをしながらまちづくりの未来に思いを馳せた一日でした。


たくさんの地域資源を持った城西地区。
一番の魅力はマンパワーだといつも実感させられます。
これからが、本当に楽しみです♪


＜ringo＞