12/13(木)23:00~NHKBSの
BS世界のドキュメンタリー番組
「輪廻(りんね)の少年」を観ました。
雪の中でキラキラ光輝くたくさんの
ダイヤモンドダストのように美しい
本物のドキュメンタリー番組でした。
前世、チベット最高僧侶リンポチェ
だったというパドマンという少年。
そのお世話役の老僧ウルギャン。
この二人が厳しい雪山を越えて
愛と光と忍耐の旅に出て行きます。
パドマン少年の雪で冷え切った足を
手で温めてあげる老僧ウルギャン。
わずかな食べ物を分け合って食べる二人。
最高の笑顔とスゴイ忍耐で助け合った
二人の幸せな旅の終わりに行き着いた先、
それは少年が立派なリンポチェになる
ためのチベット仏教の学び舎でした。
野を越え山を越え苦楽を共にして
ようやく目的の僧院に辿り着いた途端、
遂に、二人に別れの時が迫ります。
パドマン少年は、別れ際に
ウルギャンに泣きながらこう言います。
「おじさんが年取ったら、
面倒みてあげる。
そしたら、楽しいね!」
何度も振り返りつつ
何回も涙をぬぐいながら
手を大きく大きく振って
僧院へと向かって行きます。
老僧ウルギャンはパドマン少年を
無償の愛、無類の優しさと
厳しさで導いていく姿に
涙が止まりませんでした!
二人の心の交流と互いの愛の深さは
やはり前世からの深い縁に違いないと
確信させられます。
教育が終わり立派な指導者の
リンポチェになる15年後には
絶対にこの二人を再会をさせて
あげたいと心から念じました!