新居浜に「魔戸の滝」という名所がある。
その近くを流れる川にカニがたくさんいる。味が濃厚で、カニ通の中には毛ガニを
超えると言う人もいるほどウマいと噂される「モクズガニ」だ。上海ガニともいうのかな。
営業での外回りの際、偶然??発見したポイントである。
ぼくは営業中、偶然クワガタを発見したり、偶然行き止まりの山道へ迷い込んだり
と何かにつけて怪しい。
さて、モクズガニは名前のとおり、爪のことろにフサフサの藻のような毛を
まとっている。また旅するカニともいわれ、川の上流から雨なんかの増水に身をまかせ
海へ下り、何十キロ、何百キロと移動すると言われている。ぼくも実際には
食べたことがないのだが、かなり濃厚なミソと身が特徴らしい。ゆでてよし、
ぐちゃぐちゃに砕いてカニ汁にするもよしとホームページに書いている。
ただ、「ジストマ」ってゆう寄生虫の中間宿主らしくよくゆでて食べないとえらい
ことになるらしく、注意が必要とのことだ。
そんなにウマいんだったら、ということで、ある休日、川魚用の仕掛け網を
もってモクズガニをごっそりかっさらってしまおう、という悪いお父さんと
子供たちは目的の川に向かった。エサのスルメを網に放り込んで川へ沈める。
3時間後もどってみると、狙い通り5匹ほど入っている。
網の外にも何匹かついていたので一晩おいとけばもっといけそうやな。など
とさらに悪い顔で考えいると、ハヤトがカニを気に入ったらしく「飼いたい」
という。いやいやこれはみんなで「食べる」と説明するが納得しない。
可哀そうの一点張り。悪いお父さんもさすがにこれにはまいる。
グツグツ煮えたぎる鍋にカニを放り込むところを見せる事は出来ない。
てことで1匹だけ飼育用に持って帰るということになり、あとは全部リリース。
生き物に対する慈悲の心が育っているんやなぁ、と感心しつつウチへ帰る。
次の日の朝、モクズくんは静かに死亡していた。
その近くを流れる川にカニがたくさんいる。味が濃厚で、カニ通の中には毛ガニを
超えると言う人もいるほどウマいと噂される「モクズガニ」だ。上海ガニともいうのかな。
営業での外回りの際、偶然??発見したポイントである。
ぼくは営業中、偶然クワガタを発見したり、偶然行き止まりの山道へ迷い込んだり
と何かにつけて怪しい。
さて、モクズガニは名前のとおり、爪のことろにフサフサの藻のような毛を
まとっている。また旅するカニともいわれ、川の上流から雨なんかの増水に身をまかせ
海へ下り、何十キロ、何百キロと移動すると言われている。ぼくも実際には
食べたことがないのだが、かなり濃厚なミソと身が特徴らしい。ゆでてよし、
ぐちゃぐちゃに砕いてカニ汁にするもよしとホームページに書いている。
ただ、「ジストマ」ってゆう寄生虫の中間宿主らしくよくゆでて食べないとえらい
ことになるらしく、注意が必要とのことだ。
そんなにウマいんだったら、ということで、ある休日、川魚用の仕掛け網を
もってモクズガニをごっそりかっさらってしまおう、という悪いお父さんと
子供たちは目的の川に向かった。エサのスルメを網に放り込んで川へ沈める。
3時間後もどってみると、狙い通り5匹ほど入っている。
網の外にも何匹かついていたので一晩おいとけばもっといけそうやな。など
とさらに悪い顔で考えいると、ハヤトがカニを気に入ったらしく「飼いたい」
という。いやいやこれはみんなで「食べる」と説明するが納得しない。
可哀そうの一点張り。悪いお父さんもさすがにこれにはまいる。
グツグツ煮えたぎる鍋にカニを放り込むところを見せる事は出来ない。
てことで1匹だけ飼育用に持って帰るということになり、あとは全部リリース。
生き物に対する慈悲の心が育っているんやなぁ、と感心しつつウチへ帰る。
次の日の朝、モクズくんは静かに死亡していた。