強風と雨が止んだ30日の土曜日に出撃してきたのだが結果は思わしい物ではなかった。
6月も近いということで沼の様子が気になっていたので夕方はロッドを持たずに状況確認。
5名の人がウェーディングして探っていたが自分が見ている限りNO HIT。
ボラの赤ちゃんが戯れてはいたが下から襲ってくる相手がまだ不在のようだ。
それから少しづつ下って最後は河口付近まで調査。
途中のポイントで良い当たりが出たところがあったがどうもシーバスではなく去年も釣った例の黒い魚のような感じだった。(これを掛けるのは結構難しいです)
結局それ以外の魚らしいアタリも無いので前回の場所で活性の上がるのを待っていると前回と同じタイミングでライズが始まった。
だが、今回のライズは魚がひと回り小さいようだ。
魚の数はそれなりに居る様なのだが大きいのはどこかへ行ってしまったのかもしれない。
おまけに何を捕食しているのかルアーには全く反応なし。前回は何度もアタックだけはしてきたのだが今回はそれすらない。しばらく粘ったものの完全にお手上げ状態で場所を移動する事に。
時間的にもラストということで最後に選んだのは夕方に唯一魚からの反応があったポイント。
最初の一投で食わせないと後はダメと思い慎重にラインを通すと待望の当たりが出たのだがこれがまた本当にかすかなショートバイト。『ツンッ』という感触だけがファイヤーラインを通してロッドに伝わってきたがあわせるタイミングを逃してしまった。
活性が高ければこんな事も無いのだがさすがにあれで掛けるのは難しい。
結局そのまま東の空が明るくなりだしたので納竿となったがしばらくはあのライズに惑わされそうな感じである。