気温一桁台。
シーバスのシーズンもあと少しだけ。
行けるときに行っておかないとこのまま釣れないままに終わってしまいそうな今シーズンだ。
夕方、日が沈むのが早すぎて夕方のライズには会えなかったが久しぶりに立ち込んでみた。
思ったよりも水温は暖かい。ベイトもそこそこ居る。だけども肝心の相手が居ない。
2時間ほど粘ったがセイゴのアタリが数回のみだったので移動。
例の中流に来てみたがここはベイトの姿無しで更に下流へ。
何やら人が集まっているところを発見したが車を停める所が見つからなかったのでここはパス。なにか情報でも流れたのかもしれない。
最下流へ来てみてちょっと驚き。中型のベイトが(恐らくはボラか?)かなりの数集まっている。ちょうど時間的に上げ始めでたるみの所でピチャピチャとやっている。もしかしてと思いルアーを投げ込んでみたがここも肝心の相手は居ない模様でピチャピチャという音に危機感が無い。もしかすると朝方に何か起こるのかもしれないといった感じはあるので今回はそのままここで時間待ち(車で仮眠3時間でした)をすることにした。
薄明るくなる1hほど前にのこのこ起き出してルアー投げ再開。こんな感じでサクッと釣れれば苦労は無いのだが。案の定ではあるがベイトはどこかへ移動していた。薄明るくなるまで我慢しながら続けていたがどうにもベイトが騒ぎ出さないので今なら間に合うと例のポイントへ大移動することにした。
そして大移動。
何とか時合いには間に合ったようだ。先行者は1人だけでお気に入りのポイントも幸い空いていた。急いで用意しルアー投げを再開。
ゆっくりとした流れに時折ベイトや淡水系の魚が騒いでいる。
水面には水鳥の羽毛が浮いてラインに絡まってイライラしながら続けていた。
完全に明るくなる直前という時間になってようやく本命のライズが出た。
自分の道具では後10mほど届かない先だが流れに乗せれば何とかなるという絶好の位置に波紋が広がっていった。
ここへ落としてラインをフリーにして何秒か流せば水柱が上がるはずという所にビシッとルアーが飛んで行きそして波紋が広がった。
1秒。・・・2秒。・・・3秒。・・・・4秒。・・・・ 5秒。
ボシュ!!
と思ったとおりのタイミングで水柱が。
思っていた大きさとは少々違っているようだが久々に魚の感触だ。
一度もエラ洗いをしないので もしかしてニゴイ?とか?。
いずれにしても50cm後半といった感触ですんなりと上がってきてしまったのはシーズン末期だからなのか少々物足りなさの残る57cmのシーバス。
その後も2,3度ライズはあったがルアーへ反応することはなかった。
もしかするとこれが今シーズン最後になるかも と思うと毎年のことではあるのだが何か物寂しい気分になるものだ。