正直、普通に体罰を受けて来た世代なので、生徒の自殺の一件までは別に何とも思わなかったって言うか、関心もなかった。
小学校でも先生に「愛のムチ」と言って、尻を叩かれたことも有る。
それはその時はイヤだったかも知れないけど、今となっては思い出すことも無かったね。
それより小学校で1番キツかったのは、大っ嫌いなエビとレタスのサラダが給食に出た時、産休明けで本当の先生が戻って来た途端に残しちゃダメになって、昼休みも1人教室で嘔吐きながら涙目で頑張ってたけど、どうにも苦手で、先生が職員室に戻った隙に外の流しに捨てに行ったこと。
これだって取り様に寄っては体罰にならないか? ←言いがかり?
まぁ何と言っても今なら大問題になるんじゃないの?ってのが、中1の時の担任。
見るからに厳つい男子体育の先生だったんだけど、ホームルームや道徳の時間に、クラスで誰も発言しないと全員で校舎の1階から3階までウサギ飛び。
何かふざけたりしてると通称「グリグリ」をお見舞いされる。
こめかみを拳骨でグリグリされるんだけど、小柄な子はグリグリされたまんま持ち上げられることも有った。
更に、定期試験の際、前回の試験より点数が下がると、その教科の難易度(教科担任に聞いていたらしい)×下がった点数分、校庭を走らされていた。
もちろんそんな事はウチのクラスだけで、下手をすると400周や600周なんてザラ。
良く考えると自己申告制なのに、みんな文句言いつつも始業前や放課後走ってたよなぁ。
でもって、何処の親も何かクレーム付けたなんてことは無かったんじゃないかな?
全く耳に入らなかったし。
当時は理不尽に思いつつも、みんな普通に受け入れていたと思う。
同窓会の時にアレは酷かったよねぇなんて笑って話せるんだけど、今と昔と何がそんなに違うんだろう?
もちろん、高校生を自殺に追い込んだのは体罰の度を超してると思うけど、恐らく先生や親も私ら世代であって、普通に叩かれて来た世代なんじゃないのか?
自殺まで追い込まれる様な酷い仕打ちなんて、当時だって見聞きしなかったけど、たまたまなのか?
そう言えば数学の先生には、授業で使う木のでかいコンパスで叩かれたっけ、アレも「愛のムチ」って言ってたよな。
先生が手で叩くと痛い(自分の手が)からって、図形の授業じゃなくてもコンパス持ち歩いてたっけ。
高校に入ると殆ど記憶無いけど、風紀の先生に校則違反の靴だか靴下履いてたのを見つかって、「お前、何履いとんのじゃっ。」って足を踏まれたっけ・・・
こうして書いてると、随分私やんちゃな奴みたいに思われそうだけど、全くもって普通、普通、ごく普通の学生だったからね。
体罰しなくても教育は出来るって言うけど、本当に尊敬される威厳のある指導者が今は少なそうだし、モンペしかり、先生や指導者にとって一層大変なことになったよね。
何でこんな世の中になっちゃったんだろう?
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