
先に紹介した「Gainni Basso Quartet」でのプレイが気にとまり、参加作を探していたピアニストの「Andrea Pozza(アンドレア・ポッザ)」サン...(^^)
今日のコチラは名義こそドラムスの「Carlo Milanese(カルロ・ミナレッセ)」なれど、「ボッザ」のピアノをはじめ、オーソドックスなヨーロピアン・ハード・バップが堪能できる秀作...♪
■ Carlo Milanese / Intermission (Music Center, BACD087, 2006)
01. Intermission (C. Milanese)
02. Un Amore Inventato (C. Milanese)
03. Birds in Spring (C. Milanese)
04. Elmo's Mood (A. Pozza)
05. La Canzone Piu Bella (C. Milanese)
06. Ninna Nanna Per Clara (C. Milanese)
07. Sturla 1946 (C. Milanese)
08. Old Feelings (A. Pozza)
09. Blue Velvet (L. Milanese)
10. Blues For Pippi (L. Milanese)
Personal : Carlo Milanese (drums) / Andrea Pozza (piano) / Luciano Milanese (bass) / Carlo Atti (Tenor Sax, 「01」「02」)
冒頭に収められた「01」のテナーが印象的なので、最初はワンホーンのカルテット作品かと思ったものの、テナーの「カルロ・アッティ」は「01」「02」へのゲスト参加ということで、3曲目以降はトリオによるもの。
そのテナーの歌いっぷりが見事な「01」に続く「02」も、ブルージーながらも決して「オーバー・ファンキー」にならない(欧州マナーの)テナーがジツに加減よし...^^
続く「03」からは前述のようにトリオ演奏となるものの、軽快にコロコロと転がる「ボッザ」のピアノが心地よいボッサ・タッチの「03」「07」「09」、よりスピード感を増しスウィンギーな「04」、歌心あふれるバラッド「05」「08」、欧州ジャズにしてはけっこうブルージーながらも「ソウル」が好きなワタクシにはゴキゲンな「06」とジツに気持ち良く聴き通せる1枚...^^
そして全曲がこのメンバーによる「オリジナル」というのも特筆もんだし、派手さはないものの、これだけのアルバムを創り上げた「カルロ・ミナレッセ」サンのもリード・センスも忘れてはならないでしょう...♪







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