当ブログのアクセス解析によれば、最近の「検索キーワード」で常に上位につけているのがこの「Birgit Lystager(ビアギッテ・ルゥストゥエア)」サン...♪
おそらく3月17日にこの『Ready To Meet You』がリリースされるからなんだろうけど(^^)、
ワタシだって未聴なんだから、なんとも言えませんって...(笑)
なんでも先の『Birgit Lystager』がカバー中心なのに対し、コチラは彼女のために書き下ろされたオリジナルが中心になるんだとか...(^^)
まあ何はともあれ今回のジャケットも実に素敵ですなあ...♪
■ Birgit Lystager / Ready To Meet You (1970) (Production Dessinee, Japan, VSCD9369, 2009)
01. I'm Waiting For A Bus
02. Fingertips
03. At Once You Fall In Love
04. You Call This A Merry-Go-Round
05. Ready To Meet You
06. This Happy Morning
07. I'm Nothing But A Girl
08. Another Night
09. Choosing Words
と言うわけで、以下は「HMV」サンの商品レビューより...♪
北欧産ソフトロックの最高峰にして、極上のボサノヴァ、サンバ、ポップスの名カヴァーの数々を収録した1970年の1stアルバムにして名作『ビアギッテ・ルゥストゥエア』(VSCD-9348)が、衰えを知らずに好セールスを記録し続ける“デンマークの歌姫”こと、ビアギッテ・ルゥストゥエア。そんな彼女が、同年に吹き込んでいたもう一枚の傑作『レディ・トゥ・ミート・ユー』が本作です。前述の1stアルバムが、セルメン的なセンスで選曲された、当時の欧米のヒット曲のカヴァーのみで作成された作品であるのに対し、本作は、彼女の為に書き下ろされた楽曲を中心とした、完全なるオリジナルアルバム。まさに、姉妹作とでも言うべき作品であり、デンマークのピアニスト、Tom Prehnが手掛けた楽曲、アレンジ、演奏など、その全てが1stに勝るとも劣らない素晴らしいクオリティであると言うのも特筆点です!
愛らしいスキャットで幕を開けるオープニング・ナンバー「アイム・ウェイティング・フォー・ア・バス」を聴けば、この作品の持つ“オーラ”が伝わる事でしょう。小気味良いピアノ、優雅なストリングスに、絶妙のタイミングで添えられるホーンの響きも素晴らし過ぎる、完璧なまでのソフトロック~サニーポップの名曲です。同じく、夢見心地の柔らかな曲調とポップなメロディが秀逸な「ディス・ハッピー・モーニング」、小粋に転がるパーカッションも良い塩梅に響くラテン調のポップス「アット・ワンス・ユー・フォール・イン・ラブ」、「アイム・ナッシング・バット・ア・ガール」、A&M的なソフト“ボサ”ポップ「フィンガーティップス」など、収録された楽曲は、いずれも彼女のフェアリーで麗しい歌声を最大限に活かした、ドリーミーなポップスの名曲揃い。普遍の魅力を放っています。さらに、唯一収録されたバート・バカラックの「Another Night」も軽快なテンポで歌われる好カヴァーで、前作から引き継がれた雰囲気やスケール感もしっかりと残しているのがイイ!
さらには、本作のもう一つの魅力、大胆なジャケットのアートワークにも要注目です。冬の訪れを感じさせた1stからは一転、春の新緑に囲まれたビアギッテの爽やかな笑顔がとにかく素敵なのですが、何とジャケットを上下に見開くと…(!!)。もちろん、ジャケットも、オリジナルに忠実に、見開き仕様の紙ジャケットでしっかりと作り込んでいます。ダウンロードでは決して得る事が出来ない魅力も、本作には詰まっているのです!
ビアギッテの歌声は、いつ聴いても素晴らしい魅力に溢れています。彼女が1970年代に残した作品は僅かに3枚(+ベスト盤1枚)ですが、いずれも“いつ聴いても色褪せない”、“聴く度に新しい感動を与えてくれる”、“誰が聴いても楽しめる”、三拍子揃った素敵なモノばかりです。
※紙ジャケット仕様・解説つき
Birgit Lystager(ビアギッテ・ルゥストゥエア):
1966年にメジャーデビューした、デンマークの女性シンガー。その美貌に加え、唯一無二のフェアリーで透明感溢れる歌声がとにかく魅力。ブラジルの名曲「Tristeza」の最高のカヴァー「Christina」を収録した1970年のデビュー作『ビアギッテ・ルゥストゥエア』(PDCD-017/VSCD-9348)は、北欧産ボサ~ソフトロックの最高峰の誉れ高く、世代やジャンルを超えて、ソフトロック、60’sポップ、ボサノヴァ・ファンからクラブリスナーを含む、全てのポップス・ファンに支持されている。1970年代初頭に吹き込んだ3枚のアルバムは、いずれも極上の北欧ポップスが詰まった名盤揃い。
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