日本のレーベルから2枚のアルバムをリリースしているバルチモア出身のヴィブラフォン奏者「Warren Wolf(ウォーレン・ウルフ)」...(^^)
個人的に余程のことがない限り日本盤に手を出さないワタシは(^^;)、「Wokfpac(彼を中心とするユニット?)」名義の『Raw』に次ぐ2枚目なわけだけど...
本作は、そんな彼の(自らの名を冠しての)満を期しての米国デビュー作...♪
■ Warren Wolf / Warren Wolf (Mack Avenue, EU, MAC1059, 2011)
01. 427 Mass Ave. (06:17)
02. Natural Beauties (07:19)
03. Sweet Bread (06:02)
04. How I Feel At This Given Moment (07:05)
05. Eva (05:36)
06. Senor Mouse (04:40)
07. Emily (06:22)
08. Katrina (07:39)
09. One For Lenny (03:55)
10. Intimate Dance (05:30)
Personnel : Warren Wolf (vib,marimba), Tim Green (as,ss), Jeremy Pelt (tp), Peter Martin (p), Christian McBride (b), Gregory Hutchinson (ds)
Produced by Al Pryor and Christian McBride
まずはアルバム・タイトルを自身の名とする(いわゆるセルフ・タイトル)あたりに彼の自信が覗えるなか...(^^)
メンバー的には、プロデューサーも兼ねるベースの「Christian McBride(クリスチャン・マクブライド)」が目を惹くところだけど(^^)、
なんでも2000 年のJazz Aspenで「クリスチャン」に出会った「ウルフ」は、共演を望み彼の全ての作品を購入。そして95年の作品『Getting To It』から「Shades of the Cedar Tree」を演奏した所、クリスチャン自身もそのメロディックなヴァイブの演奏にビックリし共演が約束され、ここに至ったとのこと...(^^)
そんな彼は「ミルト・ジャクソン」に影響を受けつつ、「ホーン奏者のように、ヴァイブを演奏したい」のだとか...(^^)
さて肝心の内容だけど、前述『Wolfpac』は、けっこうコンテンポラリーだった気がして、あまり聴きこんだ記憶がないんだけど(失礼...^^;)、
当作に関しては、ハードバップを基調にメロディアスなミディアム、バラッドも織り交ぜ、冒頭から最後まで難なく通して聴ける内容に...(^^)
とりわけブルース調がゴキゲンな「01」、ピアノとの掛け合いが見事なメロディアスなミディアム「02」、
「チック・コリア&ゲイリー・バートン」で有名な(恥ずかしながらワタシは未聴...^^;)「06」、「エヴァンス」の名演で知られる「07」、
「マクブライド」のカッコいいベースラインと「ウルフ」のヴァイブの掛け合いが見事な「09」あたりが聴き何処か...(^^)
というわけで、日本盤の2枚(↓)も聴かんといかんかのう(?)...♪
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