
新年の挨拶をはさみ、2008年の第1弾は、年末の「Bossa Tres」→「Sambalanco Trio」の流れでバレバレか?(笑)の(「2007-12-05」に紹介した『The G/9 Group / Brazil Now!』でピアノを弾いていた「Dom Salvador(ドン・サルヴァドール)」率いる)「Salvador Trio」の代表作とされるコチラ...♪
しかし2002年にイギリスの「What Music」からCD化されるも、現在は廃盤のよう。(ワタクシのせいではないが)どうかお許しくだされ...^^;
■ Salvador Trio / Tristeza (1966) (Re-issue:Waht Music, UK, WMCD0024, 2002) ※ 廃盤のためリンクなし
01. Tristeza (3:05) (Niltinho / Haroldo Lobo)
02. I'ndio Perdido (3:35) (Joao Donato)
03. Eu Compro Essa Mulher (2:19) (Erlon Chaves / David Nasser)
04. Vou Dizer-te Adeus (3:04) (Ze'Keti)
05. Um Sonho Azul (2:57) (Salvador Silva Filho / Regina Werneck)
06. Sambo'rio (3:18) (Salvador Silva Filho / Regina Werneck)
07. Balanco do Mar - Onda Quebrando (2:44) (Zil Rozendo)
08. Fred's Ahead (3:42) (Schreiber)
09. Iluminando o Vazio (3:24) (Salvador Silva Filho / Regina Werneck)
10. A Cancao do Amor Que Nasceu (3:00) (Salvador Silva Filho / Regina Werneck)
11. Sonho de Carnaval (3:10) (Chico Buarque)
・ Dom Salvador(ドン・サルヴァドール)(piano)
・ Edison Machado(エジソン・マシャード)(drums)
・ Sergio Barroso(セルジオ・バロッソ)(bass)
まずパーソナルを見て「ん(?)」と思われた方はスルドイ(!)。そう、ドラムスの「Edison Machado(エジソン・マシャード)」は、前に紹介した「Bossa Tres」に在籍(1964年当時)していたが、その後脱退しこのトリオに参加したわけ...
内容的には、パーカッシブな「マシャード」のドラムスとのスピード感あふれる「サルヴァドール」のピアノに心浮き立つ「01」をはじめ、躍動感あふれるピアノが爽快なミディアム・ナンバー「02」、「04」、「06」、「07」あたりは、ブラジル産ピアノ・トリオの醍醐味を思いっきり味わいたいトコロ...^^
ストリングスを絡めた「03」では「サルヴァドール」がオルガンが披露し、メロディアスなバラード・ナンバー「05」、「バロッソ」のベースと「マシャード」のドラムスが大活躍の「08」、ストリングス入りムーディなバラード「09」、「10」、「01」同様スピード感あふれるラストの「11」と、全編聴きドコ満載...^^
ちなみに↓は1965年発表のデビュー作。本作よりも「ジャズ」寄りの内容で「ハード・バップ」好きにはコレもタマらん...^^




※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます