たまにはCDも紹介しないとね...（^^）
という思いはあるものの、年度末を前にいろいろと忙しいところでもあり（^^;）、
最近こんなの聴いてます！シリーズってことで（^^）、
まずは「Brazilian Trio」のメンバーとしても活躍するブラジル人ドラマー「Duduka Da Fonseca」が率いるトリオの、同国バイーアの偉人「Toninho Horta」の楽曲を集めたという2011年作品...♪
■ Duduka Da Fonseca / Plays Toninho Horta (Zuho Music, USA, 201115, 2011)
01. Aqui, Oh!
02. Bicycle Ride
03. Moonstone
04. Francisca
05. Aquelas Coisas Todas
06. De Ton Pra Tom
07. Waiting For Angels
08. Luisa
09. Retrato Do Gato
Personnel : David Feldman (piano), Guto Wirtti (bass), Duduka Da Fonseca (drums)
何はともあれ「Toninho Horta」の楽曲集ということで素材に間違いはないものの、それらを如何に料理するかがポイントなわけだけど（^^;）、
コチラに至っては、それらが端正なアレンジのもと明朗明快に繰り出され、まさに春の訪れを告げるかのように心地良いことこの上なし...♪
あとの詳しいところは、下記をご覧いただくということで今回は容赦あれ...（^^）
【以下は新譜案内より】
ラテン・グラミーにノミネートされた名義の『Forests』に続く、ブラジリアン・ドラマーDuduka Da FonsecaのZohoレーベル第3作。本作はリオ・デ・ジャネイロを本拠とする彼のトリオで2009年に録音されたもので、曲はシンガーソング・ライター/ギタリストのトニーニョ・オルタのナンバーを取り上げている。叙情的な表現が優れた、前作に続き秀逸なピアノ・トリオ作品に仕上がった。
【以下は「VENTO AZUL RECORDS」サンのサイトより】
そのハイセンスでフレキシビリティー溢れるドラミングで名を馳せるNY在住のブラジリアン・ドラマー、ドゥドゥッカ・ダ・フォンセカ。
同レーベルの”The Brazilian Trio"(ヘリオ・アルヴィス(p))以来となるピアノトリオ作品。
本作には、新鋭ブラジリアン・ジャズ・ピアニスト、ダヴィヂ・フェルドマンをフィーチャー。
そして演目は、トニーニョ・オルタの数々のナンバー。
極上のブラジリアン・ピアノトリオ・ジャズ作品となっています。
【以下は「Catfish Records」サンのサイトより】
70年代より米ニューヨークと母国ブラジル(リオデジャネイロ)の2拠点態勢をとりながら、ブラジリアン〜ラテン畑ならびに主流派ジャズ界、その第一線で超多忙な活躍を続け、膨大なレコーディングに名を連ねてきたオールラウンド敏腕ドラマー:Duduka Da Fonseca(1951〜)の、今作は、リオでレギュラー活動中のピアノ・トリオを率いての、Toninho Horta(g,vo)名曲集。歯切れよくもきめ濃やかで端正な、機動力に長けたドラムの闊達サポート妙演が、一定の節度(控えめな裏方キャラっぽさ)をキッチリ保った上で実に的確な推進効果を安定して生み出してゆく中、潤い豊かな骨太クリアー・タッチ・ピアノの、歌心&ブルース・フィーリング満点の正攻法な抒情派バピッシュ・プレイが、手堅くもじんわり温かに芳醇なる絵を飾った、全体を通じて、聞こえてくるサウンドの一つ一つにしっかり真心を感じさせるオーソドックス筋の好投内容。ハートフルで親密げな落ち着いたラウンジ・セッション風の行き方＝明快平易な人情肌の旨口バップ奏演、がリキみもなくハツラツと続き、主役を担うフェルドマンの、自然体調子の伸びやかなソロ活躍が、何とも清々しい豊作ぶりを呈してゆく。→エヴァンスの流れを汲んだ、ロマンティックなマイルド風味の耽美フレージングを基軸に据える反面、その結構ゴツッとした硬角質タッチを十全に活かしきっての殺陣っぽい凸凹ダイナミズム攻勢!、にも確固たる濃い口の妙味があり、そうした、端麗で優しい哀愁詩人キャラと燻し銀の硬派アクション職人的テイストとが、微細にクロスし、自然なコントラストで表裏一体の道行きを成してゆく、といった感じの巧みなき文脈展開には、中々滋味深い格別の魅力がある。
