ペンギンさんが並んで歩く姿のジャケットが愛らしくなんとも印象的なコチラ...(^^)
北欧フィンランドのピアニストにして詩人、小説家でもあるという「Claes Andersson(クレース・アンデション)」をリーダーとするピアノ・トリオ作品(リイシュー盤でオリジナルは2002年リリースとのこと)...♪
■ Claes Andersson Trio / These Foolish Things - Jazz! (2002) (Long Play, EU, LOPCD008, 2011)
01. Ysi plus 11 (Claes Andersson)
02. Django (John Lewis)
03. Sister Sadie (Horace Silver)
04. Gunnar Bjorling in Memoriam (Claes Andersson)
05. Blue Monk (Thelonious Monk)
06. Darn That Dream (Jimmy Van Heusen)
07. Bissa Bossa (Claes Andersson)
08. Autumn in New York (Vernon Duke)
09. Hymn (Claes Andersson)
10. Pannonica (Thelonious Monk)
11. If I Were a Bell (Frank Loesser)
12. En voi unhoittaa sua mielestain pois (Traditional)
13. Please Don't Talk About Me When I'm Gone (Sam H. Stept, Sidney Clare)
Personnel : Claes Andersson (piano), Pentti Mutikainen (bass), Reiska Laine (drums)
フィンランドの作品ということもあり、メンバーは、リーダーの「アンデション」しかり、初めての方々なので紹介する由もないんだけど(^^;)、
収録曲は、スタンダードまたはトラディショナルが全13曲中9曲、ピアノの「アンデション」のオリジナルが4曲となかなかいい塩梅の配置感...(^^)
演奏的には、これがもう、王道のバップ系ピアノトリオとして非常にレベルの高い作品となっており(これは他レビューの受け売りなんだけど、とても上手い表現だと思って...^^)、
静かに始まるイントロから一転、軽快にスィングするオリジナル「01」にはじまり、続く「M.J.Q.」の「ジョン・ルイス」作「02」で見せる深い歌心、
先に紹介した『Johnny Case Trio / Waiting For The Moment』でも取り上げていた「ホレス・シルバー」の「03」におけるファンキー節、「モンク」の「05」で見せるブルース・フィーリング、
オリジナルにして爽やかなボッサ「07」、再び歌心あふれるバラッド「08」、
バツグンのスィング感がただひたすらゴキゲンな「11」、「13」と、聴きどころ多し...(^^)
そしてほとんどの曲が3分~4分程度と長尺にならないところも、その演奏の潔さと相まってグッドやね...♪
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