年末から年始にかけての休暇に入った方もいらっしゃいましょう(かく言うワタクシも本日から3日までお休み)、こんな晴れた休日の午後(冬なのでちょっと寒いけど...^^;)をのんびり過ごすにはイイかもよ...♪
ナッシュビル周辺で活動するという女性ピアニスト「Lori Mechem」と旦那様である「Roger Spencer」を中心とするコンボによる極上の「ジャズボッサ」作品...♪
■ Lori Mechem And Ritmos Picantes / Welcome To Brazil (Cognito Records, USA, 1997)
01. Senhor Gato
02. Minha Alma
03. Chama
04. Walk
05. My Bolero
06. O Corvo
07. Adeus
08. Inspiricao
09. Heraldo
Personnel: Lori Mechem (p, kb), Denis Solee (sax, fl), Pete Huttlinger (g), Chris Brown (ds), Roger Spencer (b), Dan Sherrill (per)
1997年の作品ながらこの度はじめて聴いたものだけど、もうとにかく気持ちヨイ、心地ヨイのひとことで、今日みたいな午後を(ビールとともに...^^)過ごすにはウッテツケ...(^^)
大所帯なのでもっとガチャガチャした雰囲気なのかな(?)とか思っていたけど、これがフタを開けてみれば至ってメロウな「ジャズ・ボッサ」で(^^)、たまにある嬉しい誤算ってやつかも...(笑)
主役ながら控えめな「ローリ」のピアノもいいけど、サックス、フルート、ギターが多いに活躍していて、リラックスしつつもきっちり決まったアンサンブル、アレンジは実に見事で、このへんは陰ながらも奥方を支える「ロジャー・スペンサー」サンの功績でしょうか...(^^)
アップ、スロウ、ともに全曲聴ける内容だけど、とりわけ「01」~「04」、「06」の心地よさ、それにメロウさが加わる「07」、「08」あたりが格別...♪
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>Nashville Jazz Workshopに LoriMechemのプレイを聴きに何回か行きました。
現在のところ世界的に知名度が高いアーチストとは言えないと思うので、地元中心の活動で頑張っておられるのでしょうね(^^)。アメリカは広いからこんなケースが沢山あって、地元のクラブ等で質の高い演奏が聴けるものと羨ましい限りです(^^)
しかしこのアルバムの内容だったら、メディアの取り上げ方次第ではそれなりに話題になってもいいと思うけどな(?)
>彼女はカウントベイシーでおなじみの曲を集めたCDも何枚か出していて
ワタシのほうも他にアルバムがあることを知り、他もトライしてみようと検討中です(^^)
では、また機会がありましたら、よろしくお願いいたします...♪
僕も以前からまったく同じように思ってました。
彼女のプレイはいわゆる速弾きとか馬鹿テクとかゴリゴリドライブするといった派手さはないですが、そつなく堅実に演奏するタイプで、飽きがこなく聴けば聴くほどその良さが身に沁みてくる、というか分かってくるようなミュージシャンですね。