2年ほど前にheifの記事を書きました。それから状況の変化、私も勘違いをしていたこともありましたので、まとめたいと思います。
■リニア記録があったのね
heif=log記録と思っていたのですが、jpegと同じでリニアな記録形式もあることがわかりました。
私が求めているのはlog記録ですが、こちらもHDR PQ、HLGと2つの記録形式がありチョット混乱気味です。CanonさんはPQ方式、SONYさんはHLG方式のようです。どちらもHDR撮影機能と連動して広いダイナミックレンジの撮影を可能にしています。
PQ、HLGの両対応にならないのでしょうか。
■対応カメラが増えた
以下のように、前回記事から対応カメラがかなり増えました。SONYさん、富士フィルムさんも対応するようになりましたね。
- Canon EOS R3
- Canon EOS R5
- Canon EOS R6
- Canon EOS R7
- Canon EOS R10
- SONY α1
- SONY α7S III
- SONY α7 IV
- 富士フィルム X-H2S
この中では先日発表されたCanonのEOS R10が一番安価になります。
また富士フィルムさんのX-H2Sはlog記録の記載がありませんでしたので注意です。
残念ながらNikonさんは未だ対応してくれてません。
■モニターは?
撮影側は随分安くなりましたが、表示側も強化しないと意味がありません。
調べるとDisplayHDR600,DisplayHDR1000の規格をサポートしているモニターが良さそうです。
でもこのHDR対応モニターは少なく、結構な値段になります。
(多分PC本体も対応が必要になってくるのでしょう。)
まだheifを取り巻く環境は敷居が高いようですね。
今回、これまで。