先日もお伝えしましたが、3月19日~20日に、トロントとモントリオールを往復しました。
初めての鉄道での往復で、とても楽しみにしていた。
しかし、当日、トロントのユニオン駅に着くと、夫が表示板をみて叫んだ。
「バス???」
状況が把握出来ていない私は、何が何だか解らなかった。
今回の旅は、私独りだ。どうしよう…。
夫が見送りに来てくれていたから良かったものの、独りだったら、どれ程不安だっただろうか。
しかし、夫は居るが、インフォメーションには、誰も居ない。
取りあえずは、指定の番号の所に行ってみる。
既に並んでいる人達に聞いてみると、やはり電車ではなくバスで行く事になるらしい。
でも、ここに並んでいても良いのかどうかが、はっきりしない。
どうにか、従業員の人を探して聞いてみると、
電車ではなく代わりにバスが出る事になり、
取りあえずは、指定の番号の所で並んでいれば、係の人がバス乗り場まで連れて行ってくれると言う事だ。ホッとした。
一緒に並んでいた男性が、以前にも同じ事があったと話してくれた。
ファースト・ネーションの人達が線路をブロックしていたと言う。
ファースト・ネーションと聞くと良く解らないが、日本では、インディアンと呼んでいる。
しかし、この呼び方は、特にアメリカでは、差別用語に当たり、カナダでも使わない。
夫がもう一度、従業員の人に聞きに行くと、
やはりファースト・ネーションの人達が線路をブロックしているらしい。
しかし、何故、線路をブロックしているのだろう?
そして、どうして、今日なのか!
駅の不充分なサービスと、不安感と、楽しみにしていた初めての鉄道の旅を奪われた失望感が混ざり合って、
とても不機嫌になってしまった。
でも、「こういう時に重なると言うのは、何か意味があるのかも知れない…」と思うようにしてみた。
ファースト・ネーションの人達がどうして線路をブロックしたのか?
モントリオールに着き、義兄が教えてくれた。
これは、義兄から聞いた話で、自分で情報収集した内容ではないので、
全部鵜呑みにしないで聞いて頂きたいのでのすが、
その理由は、ファースト・ネーションの女性が突然失踪するらしい。
それは、今でもそうなのかどうかも調べていないが、
カナダ政府が、これを解明しようとしないらしく、
要請しても政府が応じないため、線路をブロックする事に踏み切ったそうだ。
政府が応じない理由も義兄は、教えてくれたが、
それは、私自身が証拠を掴んでいないので、ここでお伝えする事は控えます。
不確かな情報であっても、カナダで起きている事を日本の皆さんにお伝えした理由は、
日本国政府は、移民を受け入れるか否かを考え始めているからです。
この事をこのブログを訪れて下さった皆さんと一緒に、
もっと真剣に考えて、そして直接政府に提案して行かなければならない重要な事だと、僭越ながら、
皆さんに提案するべきではないかと思ったからです。
日本が移民を受け入れる様になれば、日本人が少数派になってしまう日が来てしまう。
そして、日本人が、ファースト・ネーション/ネイティブ・ジャパニーズ等と呼ばれてしまう様になるかも知れない。
北朝鮮に私達の同胞の皆さんがさらわれて、まだ何も解決していない。
拉致された方々が、100人を超えるかも知れないというのに、全員日本国に取り戻せていないままだ。
そして、日本は、移民を受け入れ、
このカナダのファースト・ネーションの女性たちと同じ様に、
日本人が失踪する可能性は否定出来るでしょうか?
私個人は、日本が移民を受け入れる事は絶対に反対です。
理由は、上にあげた事だけではなく、
移民の国、カナダに住んでいて、日本とどれだけ違うかを、毎日の様に感じ、体験しているからです。
日本を離れてみて、日本の素晴らしさに改めて気づかされたのです。
日本では、”当たり前”の事が、ここでは、不可能だったり、離れ業だったりする。
外出すると、開いた口がふさがらない事が毎回の様にある。
勿論、多国籍の国であるからこそ良い点もある。
しかし、日本を移民国にしてしまったら、
日本の素晴らしさ、希な文化や習慣が失われ、
取り返しのつかない事になってしまう。
と言う事で、日本が移民を受け入れるか否かを皆さんと一緒に考える事を提案する為に、私は、
モントリオール行きの電車に乗れなかったのかも知れない…と思ったのでした。
大変、つたない話ですが、最後までお読みくださり、どうも有り難うございました。
あ、それから、写真の説明を少しだけ。
左は、バスの中で頂いたお水とおかきです。
右は、昼食休憩で止まった、サービスエリアで、場所は、Odessa で、
昨日紹介したキングストンよりも、少しトロントよりの所です。
トロントとモントリオール間は、近年、日本の様なサービスエリアが出来たばかり。
2006年には、無かったと思う。便利になりました。
バスで到着が何時になるのかヒヤヒヤしたが、電車よりも1時間程遅れただけでした。
昼食休憩の40分が無ければ、同じくらいの時間に着く程のスムーズな旅でした。ラッキー。
それにしても運転手さん、昼寝もせずに、1度だけの休憩で5時間以上の道のりを運転するなんて凄い!
でもね。電車でも遅れるんだ。帰りの電車は、20分くらい到着が遅れたもの。
最後に、
失踪されたファースト・ネーションの女性の方々が無事に見つかります様に。
そして、このような事が二度と起こりません様に。
カナダ政府が、この件をしっかりと正面から取り組み、解決することを切望します。
では、スカートの経過です。
137段編めました。やっと半分まで来ました。
今日は、長くなったので、おまけは、また今度にします。
では、また明日。
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