[シーズン4]の通しテーマ:「出版システムを再検証してみよう~一人ひとりのニーズにあった読書環境実現のために~」
昨年来、AmazonキンドルやiPadなど新しい電子書籍端末が大きな話題となっています。
思えばこれまでも同様の「電子出版ブーム」が何度かありましたが、いずれも一過性のものに終わってしまったといっても過言ではないでしょう。
そこにはいくつかの原因があったと思われますが、やはり技術至上主義であったり、メーカーの思惑だけが先走ってしまったキライがあると思います。
出版UD研究会では、2005年より、ユーザーである読者にとっての「読みやすさ」「使いやすさ」「わかりやすさ」などについて掘り下げてきましたが、いまこそ、従来の出版システムでは実現することができなかった、だれでもアクセスすることができ、一人ひとりのニーズにあった読書環境実現に向けて、一歩ずつ歩み出していく大切な時期にきていると思います。
ユニバーサルデザインを語るときに、「川上から川下まで」という表現をよく使いますが、今回のシリーズでは、著者・出版社(川上)がつくった書籍が読者(川下)に届くまでの工程ごとに、じっくり検証していきたいと思います。
昨年来、AmazonキンドルやiPadなど新しい電子書籍端末が大きな話題となっています。
思えばこれまでも同様の「電子出版ブーム」が何度かありましたが、いずれも一過性のものに終わってしまったといっても過言ではないでしょう。
そこにはいくつかの原因があったと思われますが、やはり技術至上主義であったり、メーカーの思惑だけが先走ってしまったキライがあると思います。
出版UD研究会では、2005年より、ユーザーである読者にとっての「読みやすさ」「使いやすさ」「わかりやすさ」などについて掘り下げてきましたが、いまこそ、従来の出版システムでは実現することができなかった、だれでもアクセスすることができ、一人ひとりのニーズにあった読書環境実現に向けて、一歩ずつ歩み出していく大切な時期にきていると思います。
ユニバーサルデザインを語るときに、「川上から川下まで」という表現をよく使いますが、今回のシリーズでは、著者・出版社(川上)がつくった書籍が読者(川下)に届くまでの工程ごとに、じっくり検証していきたいと思います。