出版UD研究会ブログ

本にかかわる仕事をしている人と多様なニーズをもつ読者が、読書のユニバーサルデザインについて考える広場です。

5月19日(土)第37回出版UD研究会のご案内

2012-04-20 18:28:09 | シーズン5

第37回出版UD研究会
ロービジョンの人も使えるiPad活用法

ゲストスピーカー:氏間和仁(広島大学大学院教育学研究科准教授)

今年3月の研究会では、「視覚に障害のある人が求める電子書籍」と題して、おもに聴覚や触覚を活用したアクセシビリティに関する新しい動向について取り上げました。今回は、視覚障害の中でもロービジョン(低視力・低視覚)の人たちにとってのアクセシビリティの可能性を考えてみたいと思います。
ロービジョン当事者である氏間和仁さんをゲストスピーカーにお迎えして、前半は、ロービジョンの人が普段どんな方法で読書をしているのか、どんなことが不便なのかについて概説するとともに、iPadを活用した読書の方法などを紹介してもらいます。後半は、参加者のみなさんにも実際に体験をしてもらいながら、ロービジョンの人が使いやすい電子書籍のあり方について、一緒に考えてみたいと思います。

○日時:2012年5月19日(土)13:30~17:30(受付開始13:00)
○会場:一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)会議室
〒101-0051 千代田区神田神保町2-2-31 第36荒井ビル8階
電話:03-6380-8207
http://aebs.or.jp/access.html

○最寄り駅:東京メトロ半蔵門線、都営三田線・都営新宿線「神保町」駅 A2・A3出口より徒歩1分
○定員:25名(先着順)
○参加費:1,000円(当日、会場で集めさせていただきます)

≪ゲストスピーカーのプロフィール≫
氏間和仁(うじま・かずひと)=1970年、愛媛県生まれ。2005年、明星大学大学院人文学研究科修了。愛媛県立松山盲学校教諭、 福岡教育大学教育学部障害児教育講座講師を経て、現在、広島大学大学院教育学研究科准教授。視覚が利用できない、または十分に利用できない人々 の生活上・学習上の困難を科学的に解明し、その解決策を提案することによって、幸せな生活を送ることができる社会の実現を目指してい る。
氏間研究室のウェブサイト  http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/src/index_j.html
おもな著書に『音声ユーザーへのパソコン導入期指導プログラム』(読書工房)などがある。

※定員に達しましたので、申し込みの受付は終了いたしました。


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