ウクレレとSwing(スヰング)音盤

ブログは「ほぼ隔週月曜更新」を目安に、のんびりやっています。レコードやCDはすべて趣味で集めたもので販売はしていません。

Live in Tokyo (2018) / Herb Ohta & Christian Fabian

2022年11月21日 | Ohta-San - CD

CAP(Consolidated Artists Productions)というニューヨークのレーベルからリリースされた、クリスチャン・ファビアンとのダブルヘッダーによるジャズ・ライヴ・アルバム。ファビアンとは2011年リリースのアルバム「スターダスト」で既に共演済で、内容的にはスタジオ録音盤であった前作の延長線上にあるライヴ実況盤という位置づけ。この前年に二人で横浜・神戸・東京を8月にコンサート・ツアーで回っており、実際に全曲が東京公演での収録だとすれば、2017年8月29日(火)文京シビックホール・小ホールでの演奏という事になる。

1. Fools Rush In
2. Sambadouro
3. I Just Called to Say I Love You
4. Days of Wine and Roses
5. Fly Me to the Moon (In Other Words)
6. Wave
7. All the Things You Are
8. Modern Times
9. Take The "A" Train
10. Whisper Not
11. I Remember Clifford
12. Jeanie
13. Sunny
14. Hawaii
15. Joy Spring
16. Something a Lot Like Me


レーベルがニューヨークの会社のためか、ミキシングとマスタリングをアメリカ側で行った際に、どうやらクリスチャンのベースをサウンドの中心に据えたようで、ベースの音圧を目いっぱい強調した特徴的な編集が施されている。

このアルバムを1月にリリースしたのち、オータサンは親友ナンドー・スアン(g)との共演による日本ツアーを10月に予定しており、東京・京都・神戸での公演に続き、熊本でのチャリティ・イベントへの参加まで計画されていたが、健康上の理由でキャンセルとなってしまった。




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Rendezvous in Hawaii (2015) / Ohta-san

2022年11月07日 | Ohta-San - CD

2011年の「スターダスト」以来、4年ぶりのビクターからの新録(この期間のリリースはベスト盤1枚がある)。ライナーノーツによればこの間、2014年には腰の持病が悪化し日本ツアーをキャンセルし、手術を受けたりもしていたようだ。

久しぶりの新作はビクター盤らしくハワイアンを中心としつつ、クラシックやポピュラーも含めたウクレレ・ソロ・アルバム。今回は多重録音も行わない純粋な独奏で、名実ともにレジェンドの手による、貫禄の演奏集となった。

1 Mele Ho`ohiamoe Keiki [Lullaby]
2 Kaulana Na Pua
3 He`e Nalu
4 Cool Exciting Melody
5 Ku`u Pua I Paoakalani
6 My Sweet Valentine's Gift
7 Jalousie (Jealousy)
8 Inspiration
9 Classical Gas
10 Theme From Beethoven's Symphony 5th
11 El Relicario [Fandango]
12 Romanza - Galloping Comedians [2nd movement]
13 Come Back To Sorrento
14 Wish You Were Here
15 Ke Kali Nei Au (Hawaiian Wedding Song)

録音はアルバムタイトルともなっている、ハワイのRendez-Vous Recordingスタジオにて、2015年に行われている。プロデュースはオータサン自身がクレジット。

いつもは各地のコンサートホール会場で行っていた日本でのコンサートだが、本作のリリースにあわせ、オータサンは伴奏者を伴わず全くの単身で日本国内の小さなライブハウスをまわり、ソロ・ウクレレのツアーを実施した。手が届くほど目の前で見たレジェンドの演奏が忘れられない。


拙宅にあるご本人直筆サイン入りCD。




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