ウクレレとSwing(スヰング)音盤

ブログは「ほぼ隔週月曜更新」を目安に、のんびりやっています。レコードやCDはすべて趣味で集めたもので販売はしていません。

Hawaii's Greatest Hits, Vol.2 (1969) / The New Hawaiian Band

2023年06月19日 | Ohta-San - Vinyl

制作年度が不明ながら、本盤のカタログナンバー‎(DL75088)前後に位置する"We Need A Lot More Happiness / The Wilburn Brothers ‎(DL75087)"、或いは "Warm And Wonderful / Bert Kaempfert (DL75089)" がともに1969年作品であることから、同年作と推定が可能だろう。ライナーノーツの紹介からも、前作"Hawaii's Greatest Hits"(1968年)の好評を受けて同じメンバーで直ちに第二弾の制作がなされたとある事から、間隔はそう開いていないと推測できる。オータサンの初期アルバムと同様に、アメリカ本土の大手レコード会社Deccaレコードからのリリース(ジャケット裏にも紹介あり)。プロデュースもオータサンを手掛けたCharles Bud Dantが前作に引き続き担当、ハワイ録音。Vol.1ともども後にCD化されている。

A1 Lahaina Luna
A2 Pearly Shells (Popo O Ewa)
A3 Forevermore (Lei Aloha, Lei Makame)
A4 Hawaiian War Chant
A5 Waipio
A6 Harbor Lights

B1 Akaka Falls (Ka Wailele O Akaka)
B2 Tiny Bubbles
B3 Hawaiina Medley
B4 My Little Grass Shack In Kealakekua
B5 Waikiki

The New Hawaiian Band:
Sonny Kaopuiki, leader and guitar
Pua Almeida, guitar and ukulele
Jimmy Kaopuiki, bass
Benny Saks, vibraphonist
Alvin (Barney) Isaacs, steel guitar
Ohta San – ukuele

バンドリーダーはSonny Kaopuikiだが、こうしたフォーマットのハワイアンバンドの場合、やはり花形の主役を担うのは名手Alvin (Barney) Isaacsによるスチールギターである。

前作同様ハワイアンのスタンダード曲を集めたアルバム。本盤でのオータサンは全編ほぼバッキングに徹しているが、A3エンディング、A4、A6の終盤、B4やB5など所々で印象的なウクレレのソロも聴く事ができる。前作に続いて、自宅のリスニングルームでハワイへの小旅行を味わえる。

Deccaのロゴ入りインナースリーヴには、当時リリースしていたレコードがジャンルごとに印刷されている。このジャンル分けが興味深い。
フォーク(キングストン・トリオ等)
カントリー&ウエスタン
インストルメンタル(デュークス・オブ・デキシーランド等)
スポークン・ワード(ナレーターやコメンテーターによるレコード)
オルガン(アール・グラント、レニー・ディー等。所謂オルガン・ジャズではなくラウンジ音楽的なもの)
ピアノ
ハワイアン(オータサン、アルフレッド・アパカなど)
ボーカル
チルドレン・ミュージック
映画音楽&ブロードウエイ
ダンス音楽
クラシック
ベスト盤
拙宅にあるの盤はホワイトラベルのプロモ盤。表ジャケット右下に貼り付けてあるラベルによると元の所有者はプロフェッシュナル・エンターテインメント&ディスクジョッキー・サービス会社の備品だったものらしい。ケータリング・イベント会社の一種だろう。
裏ジャケットには同シリーズVol.1のほか、オータサンのDecca盤「ウクレレ・アイル」も写真付きで紹介。

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Hawaii's Greatest Hits (1968) / The New Hawaiian Band

2023年06月05日 | Ohta-San - CD
アルバム・ジャケットにはフィーチャーリングとして参加ミュージシャンの筆頭にオータサンの名前がクレジットされているが、ウクレレを中心としたレコードではなく実際には当時ハワイアン音楽の主流であったスティール・ギターを中心としたセッション・バンドである。そのスティールを担当する名手バーニー・アイザックスとオータサンは後に覆面バンド「Poki-san & Friends (1974)」でも共演を果たしている。いつものようなソロの見せ場はやや少なめではあるものの、若き日のオータサンが聴ける貴重なセッションであり、本場のハワイアン・バンドによる演奏が楽しめる上々なアルバムに仕上がっている。

収録曲はハワイアン・スタンダードの有名曲ばかりが並ぶが陳腐なアレンジはひとつもなく、ハワイアンにボサノヴァのリズムを取り入れるなど、この当時としてはとてもモダンに聴こえるサウンドだったのではなかろうか。収録時間は29分しかなく、あっという間の至福のハワイ旅行である。

原盤はデッカで、後にCD化もされている。オータサンは同じくデッカからアメリカ本土向けに二枚のジャズ・ボッサ・アルバムをリリースしたのちにハワイ州のSurfside Recordsに移籍して自身のアルバムリリースを続ける一方、デッカでのレコーディングも並行して続けていた事がわかる。プロデューサーもオータサン自己名義での二作と同じくCharles "Bud" Dantが担当。

1. Blue Hawaii
2. Lovely Hula Hands
3. Beyond The Reef
4. On The Beach At Waikiki
5. The Hawaiin Wedding Song (Ke Kali Nei Au)
6. Sweet Leilani
7. Now Is The Hour
8. I'll Weave A Lei Of Stars For You
9. Song Of The Islands (Na Lei O Hawaii)
10. The Hukilau Song
11. Aloha Oe (Farewell To Thee)




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