ウクレレとSwing(スヰング)音盤

ブログは「ほぼ隔週月曜更新」を目安に、のんびりやっています。レコードやCDはすべて趣味で集めたもので販売はしていません。

Ukulele Legends in Concert (2012) / V.A.

2023年10月23日 | Ukulele DVD

2012年2月10日にハワイのアロハタワー・マーケットプレイス前のウォーターフロントで開催された"Legends In Concert"を収録した映像作品(DVD)。制作会社のNofofonとは東京にあるウクレレ・ショップ/スクールのPoePoe、すなわちオーナーであるサザン(・オールスターズ)関口氏による企画・制作で、エグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされている。

出演はビル・タピア、ライル・リッツ、オータサン、エディ・カマエというウクレレ愛好家にとって夢のような顔合わせ。当時すでに102歳となっていたビル・タピアは亡くなる前年のタイミングで、残念ながら住まいのある本土からハワイに来てステージに立つことはかなわず、リモート(スカイプ?)での出演となったが、オータサンは盟友ナンドー・スアンを伴ってさすがの貫禄ある演奏を聴かせ、貴重なライヴ映像となったライル・リッツは緊張しつつもハワイのジャズ系トップクラスの名手バイロン・ヤスイ(ウクレレでのアルバムもあるが、ここではウッドベースを担当)とベニー・チャン(ジャズ・ウクレレ)を伴っての登壇。ラストにレジェンド中のレジェンドであるエディ・カマエがThe Sons of Hawai'iとして登場。オータサンをステージに呼び奇跡の師弟共演まで実現している。既に多くの出演者が鬼籍に入った今、二度と実現不可能な企画であり奇跡的に残された歴史的映像と言えるだろう。

ウクレレ普及における関口氏の功績については拙稿でも繰り返し書いてきたことでもはや説明を要しないと考えるが、自分が一番聞きたいと思うものを実現し制作物にできるという素晴らしい形での作品化であろう。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Solo Ukulele in Real Hawaii (2004) / Ohta-San

2023年10月09日 | Ukulele DVD
今回も映像作品(DVD)を紹介したい。2004年に日本のB2という会社からリリース。オータサンの映像作品はウクレレ普及のための演奏テクニックを紹介した教則モノが多い中で、本作はオータサン単独でのソロ演奏(パフォーマンス映像)にフォーカスした貴重な作品と言えるだろう。

2004年というとオータサンは一年間で実に6枚もの大量のCDをリリース(うち一枚は過去音源からのベスト盤)しており、日本ではウクレレ/ハワイ音楽ブーム最高潮という時期に当たり、オータサンの長いキャリアの中でも何回目かの充実期にあった。

1. HAWAII
2. ALOHA TOWER
3. KAMA’AINA KEIKI
4. MANUELA BOY
5. SAIMIN
6. ROYAL HAWAIIAN HOTEL
7. HENEHENE KOU’AKA~HE ALOHA NO’O NONOLULU
8. HALE’IWA
9. HOLE HOLE BUSHI
10. PINEAPPLE SPECIAL
11. HAWAIIAN TURNAROUND
12. ALOHA OE

演奏曲はいずれもオータサンのコンサートでもおなじみの十八番と言えるハワイアン・ソングばかりで、ハワイ・オハフ島の景色をバックに、一人で立たされて(やや周りを気にして時折恥ずかしそうにしながら)ウクレレを弾く、という内容。オータサンのウクレレ内部に装着したピックアップからのライン録音なので演奏は背景音に邪魔されることなくクリアにとらえられており、別カメラで手元だけを捉えた画面もあり、メニュー画面で切り替えて試聴できるというマニアックな仕様となっている。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする