ウクレレとSwing(スヰング)音盤

ブログは「ほぼ隔週月曜更新」を目安に、のんびりやっています。レコードやCDはすべて趣味で集めたもので販売はしていません。

"Young at Heat - Bill Tapia Japan Live" (2009)

2024年05月20日 | Hawaiian Ukulele
2009年、日本のビクターからリリースされた、日本制作のライヴ・アルバム。サザン関口氏が発起人となって全国10会場で実現した、101歳のビル・タピア翁2009年の日本公演ツアー中の録音からセレクトされている。このツアーは好評だったらしく後日フィルム・コンサート・ツアーまで全国の5会場で行われており、音源だけでなく映像も収録されていたことが伺えるが、タイトル曲の1曲のみだがCDエキストラとして本アルバムに収録された。ブックレットに収録されたビル翁のロング・インタビューがこれまた貴重な資料だ。

1  オール・オブ・ミー 
2  オルフェのサンバ 
3  オン・ア・クリア・デイ(晴れた日に永遠が見える) 
4  マック・ザ・ナイフ 
5  オール・ザ・シングス・ユー・アー(君は我がすべて) 
6  アイ・ウォント・トゥ・ラーン・トゥ・スピーク・ハワイアン 
7  イグザクトリー・ライク・ユー(君にそっくり)
8  パーディド 
9  マイ・リトル・グラス・シャック(ハワイのわらぶき小屋) 
10  トゥ・ユー・スイートハート・アロハ(恋人よ、アロハ) 
11  クレイジー 
12  ハパ・ハオレ・フラ・ガール
13  ヤング・アット・ハート(心の青春) 
14  (エンハンスド)ヤング・アット・ハート(心の青春) (ライブ映像)

本作でビル翁の演奏をバックアップするのは日本のミュージシャンで、各会場ごとに異なるミュージシャンが駆け付けたようだ(関口氏の人脈も生かされての事だろう)。日本にはアメリカ・ルーツ音楽に造詣の深い研究熱心なミュージシャンが多いので、アメリカ本国リリースのアルバムで聴ける演奏とのテイストの違いも楽しめる。

インタビュー中でビル翁自らが回想するように、「ウクレレでジャズを弾いた最初のハワイ人」というくだりや、初期のウクレレ・ビルダーとして著名なヌネスが子供の目から見てどのような人柄だったか、或いは著名ジャズ・ミュージシャンとの思い出まで、まことに興味深い。ウクレレでスタートし、バンドに加わるためにバンジョーに持ち替え、さらに時代の要求でギターへ、、、とまさにアメリカ音楽(特にジャズ)の変遷を自らの音楽キャリアとして体験してきた事がわかる。




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Livin' It Live (2009) / Bill Tapia

2024年05月06日 | Hawaiian Ukulele
2009年リリース「世界最高齢プロ・ミュージシャン」ビル・タピア初のライヴ盤。リリース元が前作までと変わりRed Spider Productionsとなっている。本作リリース時の年齢は101歳であったが、ここでも溌剌とした素晴らしいスインギーな演奏が聴ける。

前作「Duke of Uke(2005)」のラストにボーナス・トラック的に1曲だけ収録されていたライヴ音源も素晴らしかったが、本作ではその2005年にサンフランシスコのGreat American Music Hallをはじめ数か所で行われたコンサートからピックアップされたライヴ音源ですべて構成されている。

1. Undecided
2. I Want to Learn to Speak Hawaiian
3. Secret Love
4. Nearness of You
5. E Ku'u Morning Dew
6. Honeysuckle Rose
7. Satin Doll
8. All of Me
9. Sheik of Araby
10. Lady Is a Tramp
11. In a Mellow Tone
12. Stars and Stripes Forever

ゲスト・ミュージシャンが数曲で加わっており、5.8はハワイアン女性ヴォーカルのMihana、6.と9.はハワイ島出身のスラッキー・ギターのレジェンドであるレッドワード・カアパナ、7.と10ではジャズ・ウクレレ名手ライル・リッツと夢の競演を聴くことができる。

伴奏にはベイ・エリアのジャズ・シーンで活動する女性ベーシストのRuth Daviesと、著名な日系ジャズ・ドラマーのAkira Tanaが参加している事でここまでの3作で最もジャズ寄りのサウンドとなっている。プロデュースは前作までと同様Michael Spengler。


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